遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

新年初句会

2017-01-20 15:58:47 | 日記
平成29年1月20日(金)

潮路句会新年初句会


潮路句会恒例の新年初句会が1月14日(土)11時30分
より、大手コミュニテイ・センターで催されました。
小雪が降り続く中、10名(1名不在投句)の出席です。

主宰の玲子先生から挨拶があり、

「今年も皆さんで、何時も自然と向合い楽しく俳句を
作りましょう。 亦、吟行に参加して下さい。歩く事
によって健康でいられます。 句会にもどしどし参加
され、選句、披講、他の方の句の観賞や披講により、
知らない語彙、表現方法等知識を得られます。
また多くの俳句を詠み、捨てる事も必要です。
恥ずかしがらず、焦らず、楽しく俳句を、、、」


次に、志げお先生の乾杯の音頭で、シャンパン、酒を
酌み交わしました。(酒類は志げお先生のご進呈)
飲むほどに舌が回る中、各自の今年の抱負を、、、

原点に返り、判り易い言葉で判り易い句を。
俳句が生活の中に在り作句は苦にならないが
語彙を忘れ易い、メモを残す。
一つのテーマ、季題に集中する。
景をよく見る、じっと観察する。
病院通い、健康に留意、俳句は痴呆に良い、持続する。
語彙を多く覚えたい、吟行に出たい。
新しい言葉、珍しい言葉に感心が在る。
先人(俳人)の句を多く読みたい。
昨年初めて吟行に参加、不安だったが思いの他多くの
俳句が出来楽しかった、是非続けたい、、、
等々多くの抱負が在り、皆さん楽しく続けて行きたい
様です。

潮路抄


淑気満ち神鶏一声立てにけり       玲 子


寒雀転がるほどに膨れをり        志げお


初鏡みがき足りない儘にして       静


一切の雑音絶ちて山眠る         勝


風の神火の神奔るどんど焼き       英 子


水鳥の群れ合ひ川の狭くなる       美保子


軒を占め大根簾に日差し絶へ       魚 青



叱られているやうに溶けゆく雪達磨    和 子



着膨れて人人人の初詣          輝 子



返り花一輪なれど足とどめ        政 子


海に入る白褌の寒の入り         ヤギ爺