遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

被災地を焦がす

2018-07-11 12:41:19 | 日記
平成30年7月11日(水)

雲の峰 : 入道雲



梅雨明けと同時に、早朝から蝉達が一斉に
騒ぎ始めて暑さを一層煽り立てています。


久しぶりに名古屋港を訪れると、、、
ポートビルの上空に入道雲が起ち、真っ青な
空を際立たせています。


港祭り(7月16日の花火)まで後僅か、、、
何時もの年より祭りの稽古も控えめの様、、
それでも民家の奥の方から祭り囃子が聞こえ
てきます。今年はどうやら雨の心配は無さそ
うですが、、、暑さが心配か、、、、、?



中日新聞7月11日朝刊より)

今朝の新聞で、西日本豪雨の死者が157人、
行方不明者が56人に達したとある。
猛暑が続き、復旧工事がはかどらぬ様子。
自衛隊、地元消防団、自治体に加え、全国の
自治体、消防署など、あるいはボランテアの
方々が泥や瓦礫の中、懸命に作業されている。
行方不明者の探索も難航しているようです。

そんな中、ヤット重い腰を上げた安倍総理が
被災地を視察するとのニュース、、、、。
訪れるだけではなく、実際ボランテアと一緒
に汗を流されたらどうですか、、、、。


(中日新聞朝刊より)

朝刊に「7月5日、気象庁が豪雨に対する緊急
記者会見を開き、豪雨にたいする警戒を呼び
かけ、避難指示をする中、、安倍総理と自民
党議員50名が赤坂の議員宿舎で懇親会を
し、酒宴の盛り上る所をインスタグラムで
自慢げな写真と記述を流した。これには総理
の他、竹下総務会長、岸田代議士、小野寺
防衛大臣や、オウムの死刑囚の大量執行を命
じた上川法務大臣等が参加していたとある。

こんな非常時になぜ自粛できなかったのか、
全く非常識極まりない事です。
急遽、外遊を止めて現地視察をして体裁を
保って、責任逃れをする、、、、。
被災者を口車にのせ、その場凌ぎは止めて
下さい。
直ちに、本当に陣頭指揮をとり、自ら実行
をして下さい、、、。

今日の1句

雲の峰村一吞みの土石流     ヤギ爺


入道雲瓦礫の町を焦がしをり   ヤギ爺