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遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

白鳥庭園の吟行1

2019-04-03 16:45:22 | 日記
平成31年4月3日(水)

白鳥山法持寺へ

法持寺裏の桜

朝、9時30分に地下鉄「神宮西駅」4番出口を
上った所が集合場所です。
当日、体調不良のため2名欠席、6名に参加。


法持寺の境内

先ず、直ぐ近くにある「白鳥山法持寺」へ向かう。
天長年間に弘法大師が熱田神宮へ参拝の折り、
日本武尊を慕い、地蔵菩薩を彫り小祠を祀ったのが
草創と言われ、後に白鳥御陵(日本武尊の墓)を鎮守
とし御陵の宝物を護持する寺と言われている。


又、昭和32年頃より30年間、大相撲の三保ケ関
部屋の宿舎となった。




昭和の大横綱「北の湖」の足跡が寺の境内に残る。

松尾芭蕉の句碑「何とはなしに何やら床しすみれ草」
や、山岡荘八の「藪柑子霜立つ庭の媚びとなり」の
句碑もある。


この日は、強風が吹き、花冷えのする吟行日となり、
本堂の大きな甍の両端にある「風鐸」が風に揺れ、
左側の風鐸は樹木の揺れるのに合わせる様に揺れて
半鐘の鳴る様な大きな音が鳴り響いた、、、


一同、これに驚き、手を休めて暫し風鐸に見入る。

初めて風鐸の鳴る音を聞いた、、、、。


本日の1句 

風鐸の堪らず鳴りし春疾風      ヤギ爺