そうすけ漫録

そうすけの一日の型録です。

八月の濡れた砂

2006年06月11日 | は行
はじめて「八月の濡れた砂」を観たのは18か19の時だった。
映画館は、たぶん文芸地下だっただろう。
衝撃だったな。血が沸き立った。興奮していた。
あの頃は、それがなんだか、わからなかった。


健一郎(村野武範)が退学した学校に現れる。警戒する教師。サッカボールを蹴る健一郎。
ボールがガラスを破る。

浜辺をバイクで疾走する清(広瀬昌助)が見たものは不良学生に車から放り出された早苗の姿だった。全裸になった早苗は海へ。見つめる清。
「何人にやられたんだ」
早苗はあわててやぶれた服を着ようとするがなかなか背のファスナーがあがらない。
「送っていくよ。どこだ」
二人の乗ったバイクが夜明けの街を走る。

テレサ野田が演じる早苗は、出逢いのシーンは無言である。だが無言であるが故に美しい。
そして、あのけだるく、やるせない、ひとつの青春の真実であろうラストシーンに向って
1971、夏の物語ははじまるのです。

あれから35年。色あせてないなぁ。
ラストシーンに、主題歌「八月の濡れた砂」がかぶりエンドロールへ。

あたしの海を真っ赤に染めて
夕日が血潮をながしているの
あの夏の光と影は
どこへいってしまったの
悲しみさえも焼き尽くされた
あたしの夏は明日もつづく

明日、明後日、35年後2006の夏。健一郎と清はどうしているだろうか。





⇒平成18年6月11日(日)

2006年06月11日 | 定点観察
4:50起床。細かい雨が降っている。梅雨らしい。体調は、だるい。
室温24℃、湿度68%。(そんなに気温は上がらないと貴女は云う)
血圧は、140 90 心拍数60 体重は、62.1kg 体脂肪18.9%。

コーヒータイム。手帳を使って、未来を形にする。時間をモノ化する。

朝食は、ごはん うるめいわし丸干し(2尾) 激からマーボ春雨。
☆激から~は昨日豚スペアリブの煮込んだスープに春雨をぶち込んだ。熱いと辛いで汗が止め処もなく出てきて参りました。食後、皿洗い、歯磨きを済ましてからシャワーを浴びる。でも満腹満足でした。

9:20未だに雨が降っている。午後には止むかな?

昼食は、缶チューハイ お茶ハイ 野菜ジュース かきピー お新香(なす) うるめいわし丸干し カレーパン。

ラジオを聴きながら昼寝をした。
雨は止まない。傘を差して図書館、IYめぐりして帰る。
昼酒は効くのう。わかっちゃいるけどやめられない。

夕食は、お茶ハイ 枝豆 とりから 中とろすし ナポリタン。
※オールIYおそうざいでした。まだ雨が降っている。
10:40ダウン。

歴史は夜つくられる

2006年06月11日 | 日記
独り者の夜は長い。
この夜に明日をしっかり見つめてみたらどうだろうか?

明日の予定をしっかりと形にしてみる。
たとえば未来日記をつけてみよう。
ノートにペンをはしらせる。
文字を書く快感を呼び戻せることだろう。

そして夢の中で沈殿させて、朝日とともに起床できれば明日は我が物となるでしょう。

独り者の未来日記の1ページには次のように書かれていた。

×月×日
あなたに挨拶をすると
あなたは笑顔で返事をしてくれた。
ただそれだけで永遠がみえる。

あなたに駄洒落を言うと
あなたは笑いながら突っこんでくれる
ただそれだけで魂が温まる。


独り者の夜は長い。
どうやら雨が降り出したようだ。