「Yakkoだより」

お菓子のこと、わんこのこと、おいしいもの、そして今日のハッピーを書き綴ります。

休日の朝

2008-01-30 09:30:53 | 今日のできごと
休日の朝。

休みといえど、ほぼ、いつもと同じ時間に起きる。

「いつも」が、遅いので、充分、遅い時間なんだけど。


さて、今日の休みは、どう楽しもうか?と、

こう考える時間が、ひとつのしあわせ。

今日一日、自由だということ。

なにかしてもいいし、なにもしなくてもいい。

贅沢なことだね。

贅沢っていうのは、多くを所有することだけではない。

自由であるっていうことは、もっと贅沢かもしれないなぁ。


昨日、農業をしている友人と話をした。

仕事の話になった時、

近頃の物価高などの(うちにとっては、原材料の値上げと、バター不足のこと)話になった。

「バター、不足してるの?」と、友人。

「そうながよ~!・・・」と、何故、国内のバターが、まったくなくなっているか説明。

「大変ながや」と、友。

「それに、『くるみ』なんて、75パーセント値上げやもん」

「75?それは、すごい!!」

「そうで~。75ってことは、1万円で買っていたくるみが、17500円になるってことだもんね!!痛いよ~!しかも、くるみだけじゃなく、ここ数年、全部の材料が高くなっているから、売れても利益が出なくなってる。もう、本気で、うちも値上げを考えてる。そうしないと、赤字だもん」

「そうか~!うちも、ハウス(ハウス栽培)の重油が値上がりして、すごく大変!試しに、ハウスの温度を2~3度下げたら、収穫が、どんと減ってしまったし」

「お互い大変なんだ~!!」と、意気投合。

はからずも、こんなところで、異業種交流ができました。

話を聞くと、友人のところも、重油の値上がりで、収穫による収入より、燃料費が高くなってしまう現状らしい。

その話も切実だ。

ちょっと考えてしまった昨日の会話。


昨日は、本とCDのことを2つ書きましたけど、見てくれました?

本は、「ハル2」という題ですけど、興味を持ったのは、蓮池薫さんが訳者だったから。

なんとなく、ぼんやりした印象の蓮池さんのことが、ずっと気になっていたので、本屋さんで、パッと目に付きました。

同時期、北朝鮮から帰られた他の人たちと比べて、喜びも悲しみも押し殺したような(洗脳された?)蓮池さんのことが、心配でした。

早く自由な心を取り戻して欲しいと願っておりました。

そこに、この本。

内容は、とても、自由な心のものだったので、「これを訳したのだから、もう大丈夫」なんて、安心しました。

思えば、心配すること自体、お節介な話で、彼は、充分自由だったのかもしれない。

それに、いつも思うのだけど、「洗脳」ということだけをみれば、私たちだって、おもいっきり洗脳されているのですよね。

ただ、それに気付いていないだけで。

ジハードとして、自爆していくアラブの人たちと同じように、

北朝鮮に暮らす人たちと同じように、

私たちも、目には見えず、自覚さえない「洗脳」を受けて、育ってきたのだと思う。

いつも、それに気付かなくては!と、思っているのですが、

それでも、きっと、ちっとも気付いていないのだろうなぁ~

「男らしく」「女らしく」「○○歳だから」「妻だから」「母だから」「夫だから」「経営者だから」「従業員だから」「社長だから」「公務員だから」「警察官だから」

そういう規制(常識?)が、間違っているとは、まったく思わないけど、

間違っていることもあると思う。

間違っていることがあるのに、間違っていることさえ、確認しようとしない。

「だって、そうなんだもん」って。

果たして、そうなんだろうか?



外は、よい天気。

いい一日になりそうです。

皆さまも、よい一日で!!!