今日は、大日寺で、義母の法要がありました。
義母、義父、実母、と、コロナ前、コロナ禍と、1〜2年の間に続いて亡くなりました。
この頃は、辛かったなぁと、
平和になった今、切なく思い起こされます。
冠婚葬祭しか会うことがない親戚ですが、
会えば、一番嬉しく思うのは、義母の妹の叔母さん。
叔母さんとは、10年間、隣同士で暮らしていたので、
若かった私は、叔母さんに躾けて(笑)もらいました。
大きな病院の婦長さんだった叔母さんは、とても厳しい人だし、
仕事も家事も完璧にするので、未熟な私は育ててもらったようなものです。
いつでも、叔母さんの言うことは「絶対」で、(笑)
私は、なんでも「はい!」と、従っていましたっけ。
今は、叔母さんも高齢になり、私も高齢になり(笑)
さすがに、昔のような関係ではないですけど、
気持ちは、あまり変わっていません。
いつまでも、元気でいて欲しいと思っています。
「叔母さん、困っていることなぁい?」
「ないよ」
「私にできることがあったら、なんでもするき言うてよ」
「うんうん」
「寒うなってきたき、あったかくしておってよ」
「うん、ありがとう」
「元気でおってくれんと困るきね」
「うん」
握りあった手。
叔母さんの手は冷たかった。
精一杯、あたためようと手を包んだけど、やっぱり冷たかった。
お寺で法要を済ませた後、皆で、青空の下、お墓参りをしました。
誰もが、年を重ね、「次は自分たちの番だ」と、心のどこかで思うのでしょうか。
明日も良い日になりますように。