母の月命日のある日。
仏壇の前に座り、お線香をあげ、手を合わせていましたが、
それだけじゃあ物足りなく感じて、
「般若心経」を唱えたらより一層供養になるのではないか、
そう思って、唱え始めました。
信仰心を持たない私ですが、両親はそうではなかったことを、
父が亡くなってから知りました。
随分と、お寺さんと懇意にしていたようです。
「県外に出かけた時は、必ず、お寺さんにお土産を買って持って行っていた」
と、母から聞きました。
母も、たくさんの座椅子を寄付したりしていたようで、
後から、お寺さんに聞いて、驚いたことでした。
そんな両親ですから、
私が、たどたどしいながらも、
般若心経を唱えることを、きっと喜んでくれていると思います。
そうなると、般若心経の意味を知りたくなるというもの。
ネットで調べて、理解しようと努めたのですが、
残念ながら、ちんぷんかんぷん。(笑)
そんな時、ふと出会ったのが、伊藤比呂美さんの本。
さまざまなお経を、エッセイを交えながら、
わかりやすく訳してくれています。
ただの超訳本だったら、つまらなかったかもしれないけど、
エッセイが、面白くて、するする読める内容です。
「般若心経」だけじゃなく、
「懺悔文」「香偈」「四奉請」「発願文」「観音経」などなどの訳文が書かれています。
どれも、長文なので、
ここに書き写すのは、ちょっと大変。
なので、一番、短い「七仏通戒偈」(しちぶつつうかいげ)をご紹介しますね。
『諸悪莫作(しょあくまくさ)
諸善奉行(しょぜんぶぎょう)
自浄其意(じじょうごい)
是諸仏教(ぜしょぶっきょう)』
これの↑ 伊藤比呂美さんの訳文は、以下。
『わるいことをするな
よいことをしなさい
きよいこころをもちなさい
これがほとけのおしえだよ』
シンプルで、わかりやすく訳してくれているので、
私でも、大丈夫。(笑)
この本に出会うまで、伊藤比呂美さんの作品は、まったく読んでいませんでした。
どっちかというと、食わず嫌い。
なんとなく、私には合わないと、勝手に思っていました。
申し訳ないです。
伊藤さん繋がりで、お友達の枝元なほみさん(料理家)にも興味が湧いて、
ネットで調べて、枝元さんの文章にも出会いました。
料理家として、夜のパン屋さん(だったかな)の活動などは存じ上げていましたが、
それ以外は、あまり興味がなかった、というか・・・。
でも、病気の話(間質性肺炎とか。難病指定の病だそうです)や、
ワクチンの話(薬のアレルギーがあるので、ワクチンは打たないそうです。私とおんなじ)とか、
興味深い話を読みました。
ちなみに、料理家の高山なおみさんも、以前は食わず嫌いでした。
なんとなく、私とは合わない、と決めつけていました。
ある日、テレビで(NHKだったかな)拝見して、
思ったよりずっと柔らかくて、穏やかで、ふわっとした雰囲気で、
素敵な方だなぁと思いました。
今は、ブログを拝見しています。(笑)
相変わらず、支離滅裂な文章になってしまいました。
書きたいことは山ほどあるのですが、
うまく言葉に出来なくて。
もう一度、読み返して、添削しますね。(笑)
パティは、まったく健康体になりました。
でも、今朝も、何かパク!モグ!!ってしました。
慌てて、手で口を開けさせましたけど、何も見えませんでした。
ちっちゃなモノを食べたのかなぁ。
あーあ、の出来事でした。
涼しい曇り空の今日。
秋が深まってきましたね。
どうぞ、良い週末を。