今、欲しいと思っているものがあります。
オーブンレンジです。
家で、お菓子を焼きたいと思っても、
トースターに入るお菓子はマドレーヌくらい。
これで↓ 焼いています。
オーブンレンジもありますが、
24年前に買った年代物。↓
今までは、お菓子やパンは、店で焼いていたので、
家では、↑温めのためチンするだけ。
機能を期待していなかったのですが、
こんなにも、家で過ごす時間が多くなると、
料理もマンネリ、ちょっと変化が欲しくなりました。
それと、今までは、電磁波が好きじゃなくて、
レンジとか、IHとか、なるべく使いたくないと思っていました。
でも、年齢と共に、火事や火傷も心配なので、
ガスじゃなくIHにしたのですが、
それでも、なるべく使いたくない気持ちは変わらず。
とはいえ、これから先、老化の一途を辿るわけだから、
いかに安全に、いかに簡単に料理が作れるかが、重要。
電磁波が、どうこうより、一日でも長く自炊できることを考えなくては、
と、思い始めました。
私の母は、もともと料理が得意ではなかったのですが、
(私が生まれた時からずっと家事をしてくれる住み込みの人がいたので、
母は、あまり料理を作る必要がなかった)
父が亡くなり、一人暮らしになり、
晩年は、「料理を作りたくない」と、ずっと言っていました。
私が、「作らんでいいわねー、なんでもスーパーで買うてきたらいいわ」と、言っても、
パックのお惣菜には飽き飽きしていたみたい。
たまに、うちに来て、私の手作りを食べると、
「美味しい、美味しい」と、とても喜んでいました。
手の込んだものは、私は作らないし、
ちゃっちゃと作れるものばかりなんだけど、
母は、本当に嬉しそうにしていました。
お茶を飲めば「こんなちゃんとしたお茶を飲むのは久しぶり」とか、
お味噌汁を飲むと「いつもはインスタントばかりだから美味しい」とか、
魚に添える大根おろしにさえ、感動していました。
私にとっては、たいした料理じゃなかったけど、
高齢になった母にとっては、お味噌汁を作ることさえ、しんどいことだったみたい。
そんな母を見てきたので、
高齢者の炊事(家事)は、たいへんな労働なのだと想像します。
今の私は、まだ体力はあるし、家事も問題なくできるのだけど、
将来のことを思うと、
「レンチン料理」を習得し、最後の最後まで、自炊できるようにしておかないと、
と、思っています。
話が、大きく横道に逸れてしまいましたね。
そう、オーブンレンジが欲しいという話でした。(笑)
欲しい理由が、老後に備えて「レンチン料理」を覚えて、
自炊を続けたいと思っているわけです。
ただ、ね。
レンチン料理は、美味しくないんじゃないかと、
ちょっと疑っております。
野菜も、レンチンより、無水鍋で調理した方が、ほっこりして美味しいものねー。
味が全然違うものね。
そんなことを考えると、躊躇するのだけど、
今、つかっているレンジは、24年物なので、そろそろ買い替え時ですね。
長い間、ありがとう、お疲れさま、と手離す時期かもしれません。
買い換えるなら、お菓子が上手に焼けるオーブンを探そうと思っています。