慣れるの、早すぎ！

毎晩、仕事帰りのスーパーで、家族の顔を浮かべながら買い物をする。

今晩のおかずは何にしよう？

明日のお弁当は何にしよう？

あっ、バナナ（上の娘の好物）を買っとかなきゃ！！・・・・いないんだった！！！（しょぼーん～）

フランスにいった娘がいないってことに、まだ慣れてないので、晩ご飯のおかずを考える時も、娘の好きそうなおかずが頭に浮かんだりする。

おやつも、飲み物も、おかずも、つい、いない娘のことを考えてしまう。

「いったい、いつになったら『いない』ってことになれるんだろう？」

そう思いながら、眠りについた。


朝、

目が覚めた時、上の娘がいないってことが、すっかり馴染んだ自分がいて、（たった一晩で～？？）

思わず、自分に突っ込みを入れた。

「慣れるの早すぎっ！！！」


日頃から、忘れっぽいし、立ち直りが異常に早い私だけど、

あまりの早さに、自分でも、びっくり。

もうちょっと、「感傷」を味わっても良いんじゃないかと思ったことでした。


開店早々、母から電話があり、「どう？さみしくない？」と聞かれたのだけど、

「さみしくない」って言うと、すごく薄情な母のような気がして、

「全然、元気っ！！」って、強がったふりしたんだけど、

本当に元気で、申し訳ないような気分になりました。


今晩は、友達と晩ご飯を食べに行きます。

単細胞の私は、そんなことが元気の元なのかも～！？