どうやら首都圏の1都3県の「緊急事態前言」は延長される気配が濃厚である。しかし「新規感染者数」はこのところ随分と減ってきているが、これで安心とは言えないと思う。退陣予定の菅首相は「早まった」と後悔しているかも知れない。
しかし次期首相を決める総裁選は混沌としている。でも最終的には前回でも述べたが、岸田氏と河野氏両氏の対決になりそうな雰囲気である。前首相が思想的に近い高市氏を支援するそうだが、これは無理筋であろう。最近は岸田氏がマスコミ等で、「森友・加計問題」は再調査の必要なしと言明している。これは前首相に忖度し、支持を得たいという思惑が見え見えである。一方河野氏は派閥の親分と数回会談し、所属派閥の支持を得たいようである。でもここはキッパリ親分と決別し、石破氏や谷垣グループ、若手を糾合し、「忖度政治」と決別する姿勢を明確に示して欲しい。それこそ国民が望む姿である。恐らく「河野・石破」連合が成立すれば、決選投票をするまでもなく圧倒的勝利を得られる筈です。そうなれば衆議院選挙は自民党の圧倒的勝利に終わることと思います。野党ファンの私としては残念ですが・・・・・・