世界は今第三次世界大戦前夜か？

今欧州は「ウクライナ問題」で騒然としており、正に第三次世界大戦前夜のような様相を呈している。言うまでもなく主役はロシアのプーチン大統領であり、対抗するはアメリカのバイデン大統領、ただ貫禄から見ればバイデンさんは格落ちのかんが否めない。私見ではバイデンさんに超大国のリーダーとしての威厳と言ったものが余り感じられず、何か田舎の町長さんといった雰囲気である。最早経済的対抗策だけではロシアの矛先を躱すことは厳しいようである。そうかといってもしアメリカやNATOも武力介入すればそれこそ第三次世界大戦の序曲となり、世界は破滅への道をひた走ることになる。特に核兵器保有国同士の戦争は一方が劣勢になれば、最終的には挽回の切り札として核兵器使用を決断する危険性を否定出来ないからです。
一方アジアにおいて中国もこの機会を逃すまいと台湾侵攻を図り、同時に北朝鮮も朝鮮半島統一のためと称し南進を果たすであろうことが予測される。正に世界は東西で核兵器保有国同士の戦争となり、人類は存亡の瀬戸際にたたされることになる。そうなれば日本も傍観することは出来ず、憲法第９条など吹き飛んでしまう。
実現するかどうかは別として、唯一の道はウクライがスイスの様に如何なる軍事同盟にも参加しない「永世中立国」になる事であろう。そうなればロシアにも正面切って反対する理由は無くなり、ウクライナ東部の傀儡国家も元のさやに戻り、自治共和国として生きる残ることが出来る。
私は誰が言った言葉か忘れたが、「地球は一つ、人類は皆兄弟」の言葉が大好きである。何れ地球は一つの連邦国家、「地球連邦」として生まれ変わる。そこは当然軍隊も無く、肌の色、門地、性別等で差別のない自由で民主的な世界の筈である。これは私の夢かも知れないが、決して実現不可能ではない。人間は考える動物であり、人間には無限の未来があると信じたい。