1位 D.リチャルド レッドブル・ルノー
2位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
3位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
4位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
5位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
6位 F.アロンソ フェラーリ
7位 V.ボッタス ウイリアムズ・メルセデス
8位 J.ベルニュ トロロッソ・ルノー
9位 K.マグヌッセン マクラーレン・メルセデス
10位 K.ライコネン フェラーリ
W杯、遂に始まりましたね。我が日本代表のザック監督ですが、上位リーグでのプレー経験がありません。サッカーチームの監督というと殆どが上位リーグで活躍した元選手だったりするのですが、ザック監督の場合はかなり異例ということができるでしょう。選手として大した活躍もいていない人物に選手達がついていくかというと、やはり難しいでしょうし、すなわち監督として着実に成果を挙げてきたことが、ビッグチームを渡り歩くことにつながり、しいては選手たちの心をつかむことにも繋がったのでしょう。ACミラン、インテル、ユベントスの3チームの監督を務めたのはジョバンニ・トラパットーニとサック監督の2人だけです。子供の頃からジュースの蓋を使って戦略を考えるのが好きだったということですから、やはり指導者としての才能はあったということですね。選手時代は怪我で思う様なプレーが出来ずに引退しましたが、選手で活躍できなかった代わりに監督で大成するという、まさに「怪我の功名」………、ベタなオチですいません(爆死)。さて、そんなザック監督にも引けを取らない経歴を持つのがフェラーリ監督に新たに就任したマルコ・マティアッチ!F1の経験は皆無で、ステファノ・ドメニカリ前監督の後任を継ぐ形で抜擢されました。監督になる前の役職はフェラーリ北米部門のCEO。まあ、根っからのビジネスマンなんですね。ビジネスマンがF1の監督なんてつとまるの?という声が聞こえてきそうですが大丈夫!立派な先達がいますから。それはフラビオ・ブリアトーレです。ブリアトーレはアパレルメーカー・ベネトンのアメリカ地区責任者でしたが、故あってベネトン・フォーミュラのコマーシャル・ディレクターに就任。ルチアーノ・ベネトンの指示によるものでした。そこでブリアトーレは辣腕を振るいます。ジョーダンからデビューしたばかりのシューマッハを引き抜き、デザイナーのロリー・バーンを呼び戻し、テクニカルディレクターとしてロス・ブラウンを起用。そして、ベネトンは1994年と1995年にシューマッハのドライビングによりドライバーズタイトルを獲得します。そうです、ブリアトーレはF1に対して経験どころか興味すら無かったビジネスマンながら、中団に位置していたチームを常勝チームに変貌させてしまったのです。つまり、自分が言いたいのは同じビジネスマンであるマティアッチも、フェラーリを常勝チームにする可能性があるということですよ!とはいえ、マティアッチは次期フェラーリCEOに就任することが決まっており、今回の人事は一時的なものとの見方が大勢なので、今後どうなるかはビミョーなんですけどね(汗)。さて、カナダGPです。またも新たなヒーローが誕生しました。そう、レッドブルのリチャルドです。レース序盤、メルセデスの2台が圧倒的なペースでレースをリード。このまま、いつものパターンかと思われたその時、メルセデスの2台に突如ドラブル襲います。電装系にトラブルが発生しペースダウン。後にハミルトンはブレーキトラブルでリタイアとなります。本来ブレーキング時には回生システムが働くのですが、電装系が故障したことにより制動の負担がブレーキパッドに全てのしかかることになり、そのことがトラブルを招いたと思われます。一方のロズベルグ、ペースを落としながらも、不具合の発生した制動システムと格闘しながら先頭のポジションを死守。2位以下はペレス、リチャルド、ベッテル、マッサのオーダーでダンゴ状態になっています。そして、ラスト4周でレースが動きました。リチャルドがペレスをパス。そのままペースを上げていきロズベルグもパス!遂に先頭に躍り出ました。ロズベルグには抜き返す余力は無くリチャルドのポジションは安泰です。そして、ファイナルラップで4番手にまで下がったペレスとマッサが接触、ウォールに激しくクラッシュします。セーフティーカーが出動し、リチャルドはそのままチェッカー。自身のキャリア初となる優勝です。今シーズン、メルセデスの2人がランキングで圧倒的リードを築いています。しかし、今シーズン最も評価を上げたドライバーは間違い無くリチャルドでしょう。ディフェンディングチャンピオンのベッテルを成績で上回り、そして念願の初優勝。トラブルがあったとはいえ、全戦優勝しそうな勢いのメルセデスを破っての価値ある優勝です。まさに下剋上を体現する様な活躍っぷり。ベッテルの時もそうでしたが、優れたドライバーというのは人の目を引く活躍をするものです。リチャルドが次代チャンピオン候補ということに異議を唱える人はいないでしょう。これからの活躍がますます楽しみなドライバーです。
2位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
3位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
4位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
5位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
6位 F.アロンソ フェラーリ
7位 V.ボッタス ウイリアムズ・メルセデス
8位 J.ベルニュ トロロッソ・ルノー
9位 K.マグヌッセン マクラーレン・メルセデス
10位 K.ライコネン フェラーリ
W杯、遂に始まりましたね。我が日本代表のザック監督ですが、上位リーグでのプレー経験がありません。サッカーチームの監督というと殆どが上位リーグで活躍した元選手だったりするのですが、ザック監督の場合はかなり異例ということができるでしょう。選手として大した活躍もいていない人物に選手達がついていくかというと、やはり難しいでしょうし、すなわち監督として着実に成果を挙げてきたことが、ビッグチームを渡り歩くことにつながり、しいては選手たちの心をつかむことにも繋がったのでしょう。ACミラン、インテル、ユベントスの3チームの監督を務めたのはジョバンニ・トラパットーニとサック監督の2人だけです。子供の頃からジュースの蓋を使って戦略を考えるのが好きだったということですから、やはり指導者としての才能はあったということですね。選手時代は怪我で思う様なプレーが出来ずに引退しましたが、選手で活躍できなかった代わりに監督で大成するという、まさに「怪我の功名」………、ベタなオチですいません(爆死)。さて、そんなザック監督にも引けを取らない経歴を持つのがフェラーリ監督に新たに就任したマルコ・マティアッチ!F1の経験は皆無で、ステファノ・ドメニカリ前監督の後任を継ぐ形で抜擢されました。監督になる前の役職はフェラーリ北米部門のCEO。まあ、根っからのビジネスマンなんですね。ビジネスマンがF1の監督なんてつとまるの?という声が聞こえてきそうですが大丈夫!立派な先達がいますから。それはフラビオ・ブリアトーレです。ブリアトーレはアパレルメーカー・ベネトンのアメリカ地区責任者でしたが、故あってベネトン・フォーミュラのコマーシャル・ディレクターに就任。ルチアーノ・ベネトンの指示によるものでした。そこでブリアトーレは辣腕を振るいます。ジョーダンからデビューしたばかりのシューマッハを引き抜き、デザイナーのロリー・バーンを呼び戻し、テクニカルディレクターとしてロス・ブラウンを起用。そして、ベネトンは1994年と1995年にシューマッハのドライビングによりドライバーズタイトルを獲得します。そうです、ブリアトーレはF1に対して経験どころか興味すら無かったビジネスマンながら、中団に位置していたチームを常勝チームに変貌させてしまったのです。つまり、自分が言いたいのは同じビジネスマンであるマティアッチも、フェラーリを常勝チームにする可能性があるということですよ!とはいえ、マティアッチは次期フェラーリCEOに就任することが決まっており、今回の人事は一時的なものとの見方が大勢なので、今後どうなるかはビミョーなんですけどね(汗)。さて、カナダGPです。またも新たなヒーローが誕生しました。そう、レッドブルのリチャルドです。レース序盤、メルセデスの2台が圧倒的なペースでレースをリード。このまま、いつものパターンかと思われたその時、メルセデスの2台に突如ドラブル襲います。電装系にトラブルが発生しペースダウン。後にハミルトンはブレーキトラブルでリタイアとなります。本来ブレーキング時には回生システムが働くのですが、電装系が故障したことにより制動の負担がブレーキパッドに全てのしかかることになり、そのことがトラブルを招いたと思われます。一方のロズベルグ、ペースを落としながらも、不具合の発生した制動システムと格闘しながら先頭のポジションを死守。2位以下はペレス、リチャルド、ベッテル、マッサのオーダーでダンゴ状態になっています。そして、ラスト4周でレースが動きました。リチャルドがペレスをパス。そのままペースを上げていきロズベルグもパス!遂に先頭に躍り出ました。ロズベルグには抜き返す余力は無くリチャルドのポジションは安泰です。そして、ファイナルラップで4番手にまで下がったペレスとマッサが接触、ウォールに激しくクラッシュします。セーフティーカーが出動し、リチャルドはそのままチェッカー。自身のキャリア初となる優勝です。今シーズン、メルセデスの2人がランキングで圧倒的リードを築いています。しかし、今シーズン最も評価を上げたドライバーは間違い無くリチャルドでしょう。ディフェンディングチャンピオンのベッテルを成績で上回り、そして念願の初優勝。トラブルがあったとはいえ、全戦優勝しそうな勢いのメルセデスを破っての価値ある優勝です。まさに下剋上を体現する様な活躍っぷり。ベッテルの時もそうでしたが、優れたドライバーというのは人の目を引く活躍をするものです。リチャルドが次代チャンピオン候補ということに異議を唱える人はいないでしょう。これからの活躍がますます楽しみなドライバーです。