F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

ROUND 6 MONACO GP

2014年05月31日 02時06分14秒 | Weblog
1位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 D.リチャルド レッドブル・ルノー
4位 F.アロンソ フェラーリ
5位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
6位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
7位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
8位 R.グロジャン ロータス・ルノー
9位 J.ビアンキ マルシャ・フェラーリ
10位 K.マグヌッセン マクラーレン・メルセデス

 モナコGPです。ロズベルグ、ポール・トゥ・フィニッシュです。しかも、2シーズン連続です。4連勝中のハミルトンの快進撃を食い止めました。ホント、ロズベルグ、モナコは抜群の強さを誇っていますね。恐らく、現役ではモナコ最強の部類に入るんじゃないでしょうか。2012年は2位にもなっていますしね。今回の優勝の意味は大きいです。ハミルトンの勢いを止めただけでなく、ポイントランキングでも首位に返り咲いた訳ですから。とはいえ、レース内容は今回も接戦だったので、今後も気の抜けない展開が続きそうですけどね。終盤、ハミルトンの目にゴミが入りドライビングに支障が出るという、ロズベルグが有利になるアクシデントがあったのも事実です。このゴミのおかげで、ハミルトンは終盤、リチャルドに突かれることになりますが、ポジションを守り切ってフィニッシュ。何とかランキングでのダメージを最小限にとどめました。それにしても、相変わらずリチャルドはスゴイですね。レッドブル移籍後初のモナコで表彰台。安定してポイントを稼いでいます。今回の入賞で遂にポイントランキングでベッテルを逆転しました。一方のベッテルはツキがありませんでしたね。スタートでリチャルドを抜いて3番手に浮上したものの、わずか4周目にギアボックスのトラブルでリタイア。前回のスペインGPで復調の兆しもあり、レースを続けていればその後の展開に期待できただけに、非常に勿体なかったです。さて、マルシャのビアンキが9位に入賞です。マルシャといえばテールエンダーの常連で、下から順位を数えた方が早いポジションが定位置です。今回の入賞はチームとしては初の快挙。そして、ここ難コースのモンテカルロで入賞したとなれば、ビアンキの実力の程が窺い知れようというものです。さて、そのビアンキ、可夢偉をオーバーテイクする際に接触して、ケータハムのマシンにダメージを与えています………、何ー!?許さん!というのは冗談ですが(汗)可夢偉ファンとしては複雑な心境というのは偽らざるところですね。この接触によるダメージが無ければ、入賞していたのは可夢偉かも、という可能性も十分あったのですから。また、不可解なのはピットで5秒ストップというペナルティ。ビアンキはこのペナルティをレース中に消化していません。そして、レース終了後に5秒加算されただけでした。5秒ストップを消化しなかったドライバーに対して、フィニッシュ後レースタイムに5秒加算。レース中に5秒ピットストップすれば、5秒以上のロスが発生する筈なのにです。普通の人だったらこれを見て「何かおかしくね?」となりますね。実はこれ、5秒ストップペナルティに対して、レギュレーション中にピットインする必要が無ければ、ストップする必要は無い、そしてその場合は5秒レース後に加算、という趣旨の条項がありまして、ビアンキの取った措置は正にレギュレーションに合致しているのです。ピットストップのペナルティなのに、場合によってはストップしなくても良いという、競技実行委員自ら抜け道を提供!ハッキリ言って、こんな訳判らんペナルティ作んな!とツッコミを入れたくなりますが、正に可夢偉としてはそんな心境だった筈です。無謀なアタックで自分のマシンにダメージを負わせたドライバーがペナルティを履行しないとうのは腹立たしい以外の何物でもありませんからね。しかし、残念ながらこれもレース中にはよくあるアクシデント。考えを切り替えて、入賞する可能性があると判っただけでも一歩前進、と捉えるのが今は良策の気がします。

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