田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

解釈だけで自衛のあり様が変わる?

2014-05-16 | 日々の暮し
 安倍首相は歴史に名を残したいらしい。
 「集団的自衛権」の行使を可能にするため憲法解釈変更の検討を加速する方針を示した。
 憲法解釈の変更だけで軍事力行使が可能になるのか。
 憲法とは何なのか。


〔平凡な毎日は退屈だが、かけがいのない日々〕
 
 ある自衛隊員が「この仕事をしている以上、国を守るために命を捧げる覚悟がある」と語ったとネットで紹介されていた。
 ある意味、怖い覚悟であり、反面、切ない覚悟だ。
 こうした風潮は怖い。
 与謝野晶子の歌を送りたい。
 君死にたまふことなかれ・・・。

 一国の自衛権貫徹のためには、それを自衛隊にのみ委ねるのは間違いで、そもそも、国の防衛は国民の義務であるとすれば、徴兵制を導入しても不合理ではないという意見が出かねない。
 皆が納得するならそれもあろう。
 物事は蟻の一穴で始まり、後で悔やむことが多い。
 要注意の時代になっている。