田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

和室の飾り

2014-05-26 | 日々の暮し
 和室には仏壇があり、その近くには亡母が作った作品が飾られている。
 亡父の遺品がないのが淋しいが、、、。


〔和室に母の作品3点。拓本、壺、木目込み人形(画像クリックで拡大)〕

 父の遺品といえば、まず目に付くのが何個もある囲碁の盾だろう。
 フラフラと家を出ていき、盾や賞状を手に帰宅する。
 結構強かったのだ。
 入院した時も病院の廊下の隅でギャラリーに囲まれながら碁盤に向かっていた。
 年齢によるものか、石を置く手が小刻みに震えていたのを思い出す。
 看護士から「今、「碁会所」におられますよ」と言われる始末だった。

 だが、大会で持ち帰った盾などを飾るのは自慢ぽくなって本人の品格を落とすというのがカミサンの考えのようだ。
 地味でさりげなく味があるのがいいらしい。
 結果、父上、あなたの妻のが飾られてますよ。
 お怒りなきように。
 男の生活ってそんなもんですヮ。