田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

水仙のついでにこの世のこと

2014-12-09 | 日々の暮し

〔畑の水仙。ピンボケではありますが(画像クリックで拡大)

 麻生副総理(財務相)が、少子高齢化に関して「子どもを産まないのが問題だ」などと言ったことが問題にされているようです。
 どうせ、火付け役は、ご存じマスゴミさんで次の「ネタ」産みを期待しているのでしょうか。

 思うに、言葉の端々だけを取り上げ喧伝するというのは怖い行為です。
 かっての戦争もそのようにして形成された世論に皆が煽られたのではないですか。
 戦争に反対した人を「非国民」などと、、、なんと愚かな社会であったことか。
 (反対したマスコミはあったかな?)

 普通、人が喋る場合、主語を飛ばしたり状況説明を浅くする場合はしばしばでしょう。
 それをいちいち問題にされたのでは、私、喋りません!!となりますよ。
 これが最も怖いのです。
 本音を推察する機会を失うことになりますから。
 こんなことで騒ぐのは、器量の小ささを証明しているようなものです。

 人はどっしり構え、ことの本質、大局を理解して動かねばなりません。
 大局さへ誤らねば、その余のことは楽しく馬鹿馬鹿しくやればいいと思いますよ。


〔これまで北西の強風に煽られていた(画像クリックで拡大)

 で、今日の写真は畑の水仙。
 障子の前に置かれた一輪の水仙・・・かって目にした某女性の実家の一室の記憶。
 寒さの中に厳とした美しさを感じた。