
昨日の空(画像クリックで拡大)
昨日の寺の集まりで長老たちの子ども時代の話が出た。
その一つ。
夕刻、神社境内に村の子どもたちが集まる。
年長者が皆にこの神社に「砂かけ爺」がいて、機嫌の悪い時は人を見ると砂をかけるという話をする。
その後、一人ずつ社の壁に触って戻って来いとの指示が出る。
薄暗くなっているので皆、恐々社に向かう。
社の後ろには年長者の一人が砂を手に隠れていて、やって来た子に砂をかける。
その子はギャーと叫びながら必死に走って戻ってくる。
それを見るのがおもしろかったー。
なかなかのチームプレーだ。

蝶が戯れる(画像クリックで拡大)
今ほど遊び道具のない時代、子どもたちは村のどこかに集まって遊んでいたようだ。
今の子どもは地域との関係が希薄になっていて、故郷の思い出ができにくいかも。
少々可哀想な気もするが今は今の価値観だから仕方ないのかも。