田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

反対する者を切るとは腹が小さい

2020-10-06 | 日々の暮し

   秋深まりパジャマは長袖に

首相が日本学術会議の会員任命で同会議から推薦のあった者の内6名を除外した件について依然とスッキリしない。
知りたいのは、任命しなかった理由が何なのかということだ。

首相、官房長官は、  
前例踏襲はしない。
推薦者をそのまま任命する義務はない。
除外した理由は人事上のことなので述べられない。
などと仰る。

政権側の説明は理解できない。
核心部分を意識的に外しているとしか思えない。
要は除外理由を知られたくないのだ。

今日、官房長官が毎年約10億円が計上されている日本学術会議の予算のうち、人件費として支払われた金額を示した。
国は経費を支払っているから首相に人事権があり、自分にプラスにならない者は「切る」のが当然と暗に匂わせているのか。

政権に不利な発言をする人、社、団体は不利益扱いを受けるという風潮が広がれば萎縮社会となろう。
その効果も狙っているのか。
第二のどこかの国だ。

菅首相、首相になる前にも厳しい人事を押し通してきたらしい。
案外、腹の小さな人物かも知れない。