田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

子どもも戦力の時代があった

2020-10-28 | 日々の暮し
地域の稲刈りは殆ど終了した。
今の稲刈りはコンバインだ。
それに貯まった籾は軽トラの荷台に移し乾燥機に直行する。


   孫娘の稲刈り体験。鎌は刃を押しつけて一気に引け

小学生低学年の頃、農繁期には半日で学校が終わり家の稲刈りを手伝った記憶がある。
(当時、祖父が農業をしていた)
一家総出の作業だった。
(父はサラリーマンだったが)
子どもはリヤカーの後ろを押したりハサ架けの竿や足を運んだりしたものだ。
役にたったかどうかは別にして出番があった。

子どもなりに作業の一端を担うという体験は大事なことだろう。
自分の居場所があるわけだ。
任務があると自覚も生まれる。
そういう心が育つ。

今はどうか。
機械がメインで出番はない。
人手が足りないから仕方ない。
とはいえ少々物足りない気がする。

まてよ・・・
そもそも子どもも少ないな。