田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

埋められた井戸を見るのは初めて

2021-06-24 | 日々の暮し

▲井戸が埋められ砂山ができていた。2年ぐらいで地面と同じ高さになる

祖父の時代から貸していた畑の一部に建っていた家が撤去された。
田舎によくあることで、住む人がいなくなり放置されてきたものだ。

解体中、敷地から井戸が出てきた。
水道のない時代に建った家なので井戸があって不思議でない。
それが埋められ砂山ができた。
真中にガス(空気)抜きのパイプが一本建てられている。
埋められた直後の井戸を実際に見るのは初めてだ。


▲ガス(空気)抜きのパイプが一本

作業をしている男性の言によると、転圧できないので今はこの状態だが砂は徐々に下がりいずれ地面と同じ高さになるという。
(初めから同じ高さにしておくと時間が経つとこの部分がへこんでしまう)
また、土ではなく砂で埋めてあるので、もし復元するとしても比較的簡単にできるとも。
復元は絶対ないが。

次の問題はここを通る子どもたちだ。
彼らは興味津々だからこれは何じゃとパイプを触り変形させたり引き抜くかも知れない。
この近くで出会った子どもたちには、これは井戸の神様が息をする空気の通り道だから触るとバチが当るぞとでも言っておくか(笑)。
現代子には効き目はないか。