山多クラフトのブログも既に15年・・
もう仲間の人ぐらいしか見ていないと思っていたブログですが
ここ最近とあるカテゴリーの閲覧が多いので解析を見てみたら・・
前に載せたホログラムとか熱転写の記事が何かでHITするのか閲覧が多いのです。
動画サイトでもないブログなのにね??
自分で見直しても重複するカテゴリーと
バラバラに点在する同じような内容だし!
なんでこんなこと書いているかと言うと・・
自分でもあちっちこっちに乱立したカテゴリー
バラバラの記事をまとめようとしたんだけど
他の書き込みとかの兼ね合いもあってカテゴリー分けもこれ以上無理かなと
諦めました!!
決して面倒臭いとかじゃないですよ・・
一番多く観てもらっていると思われるホログラム関連は以下のカテゴリーにあります。
○クラフト
○山多Jオリジナル
○ホログラム ホットスタンプ
○簡易ホログラム熱転写
去年、今年と自作のジグなどにホログラムを貼ろうと試みる方が増えたようで
コロナ過の影響なのか?
熱転写用のホログラムシートの入手がしやすくなった為?なのかは不明ですが
このサイトを見ていただいて実践されている方もいるようなので
改めて書いたしだいです。
似たようなカテゴリー乱立で熱転写とかの情報が散らばってしまいすみません。
※下記は少しホログラムの熱転写する時のポイントというかコツみたいなお話です。
実際に熱転写で壁になるのが冷えたメタルジグに転写しようとしたけど熱が奪われて
上手く貼れないとかでしょうか?
実際にJが経験したことのある工業用の機械はアップダウン機というタイプです。
そこでも下地は(ウレタンのサフェでアバタを消す)しっかり作っていましたね!
ただ高い温度と短い時間で貼れるためにプライマーだけでも貼れていました。
ここが家庭用アイロンで貼る時に再現できず参考にならないところなのです。
産業用の機械だと200℃ぐらいの温度で実際の転写時間は数秒で貼りつけますから。
あとの違いはシリコパッド(1cm厚ぐらい)の硬さを変更するらしいのです。
アップダウン機ではジグのような平たい面は得意ですが
ルアーのようなRキツイ曲面は苦手なので
回り込むような貼り方が出来ないのは仕方ありません!
樹脂で出来たルアーのような面を綺麗に貼るにはローラータイプと言われる
シリコンパッド自体が転がるタイプを使います。
なので際まで貼れないと悩んでいる方はアップダウンでは限界があると思って下さい。
話を戻しますが、アイロンだと低温なのでかなりの長押しで頑張ることになるのです。
ホロの裏側の糊の部分が70℃ほどで溶けるといわれているので
シリコンを介して伝わる熱ではギリギリ糊が溶ける温度になります。
なので表面の冷めているジグに貼ろうとすると糊の温度が上がらずに
貼れないとかの現象がおこります、逆に頑張って温度をかけると
長押しによるホログラムの割れ&曇りのコンボになったりします・・
凸凹している部分などがあれば密着の低い手押しだと貼れない所も出て来ますね。
そして低温で貼る際に大事なのが下地の作り方になります。
というかアイロンでは、下地作りで貼れるか貼れないかが決まると思います。
自分は車の補修用塗料(2液ウレタン)のクリアーベースを下地に使っています。
少し厚塗りになるようにして凸凹を消します(ここもかなり重要かな)
ここらあたりの処理はホロを貼られている方によって
方法とか材料がちがうのでなんとも言えませんが・・
Jの使う家庭用アイロン改での熱転写方法では
下地と乾燥時間と貼るタイミングが一番重要でした。
どのタイミング?と言われたら 指紋の残らないぐらいの半乾きとでもいうのかな?
触れるけど完全硬化していな状態?
そのタイミングで貼っています。(※ここは今までボカシていました)
使うウレタン塗料も2液の速乾タイプなら数十分後(気温で違う)に貼ることが出来ますが
遅いタイプなら数時間後(2~3時間)となります。
使うウレタンクリアーの乾燥時間で貼るタイミングを変えないといけません。
(※完全に乾燥後のウレタンだと逆にホロが貼れなくなりました。)
じゃあどのメーカーの何っいう塗料?となりますよね
メーカーはニッペでもカンペでも他のメーカーでも大丈夫だと思います
先に書きましたが車の補修用に使うウレタンのクリアーベース(2液)をJは使います。
種類はその時にあるウレタンクリアーなので乾燥時間の調整だけ気を付けています。
(※ラッカー系のクリアーではないので気を付けましょう)
因みにどこで買えるのかってなると、今はネットで買えるのではないかと?
ホームセンターだと建築用が多く自動車補修となると塗料店なら確実かな
たしか割高になるけど小分け販売してもらえたと思います。
(※因みにウレタンでも1液ウレタンは試したことありませんので分かりません。)
あとポイントは、転写の際のシリコンパッドのも柔らかさも大事です。
硬いシリコンではカーブした部分や多少の凸凹した部分が貼れなくなるので
経験上、十分な転写ができませでした。
食品の型取りに使うシリコンを選んだのも伸縮率と対熱性が優れていたからです。
そんな事を過去ブログで書いてはいるのですが・・
なにせカテゴリーで一纏めになっていませんので過去記事から探してみてください。
とにかく下地さえ上手く作ればホログラムは貼れると思います。
※メタルジグの特性上塗膜との密着問題があるので
最初に必ず金属にもつかえるマルチプライマーを使っています。
金属プライマーはドブ漬けしてその後に下地処理となります。
ショアジギングなどでは回収時にぶつければ当然剥がれてしまうので
そのあたりは割りきって使っています。
山多ジグRシリーズ(ピンクバック・グローベリー)レンズホロ キャスティング用
今は箔押し機もここ最近は探せば安く取り扱いも沢山あるので入手しやすくなりましたね!
転写用のホロ箔や食品用シリコンもAmazonで買えるようになりましたし
中華サイトの個人輸入でも転写用のホログラム安く手に入る時代。
色々なお店を探して作った頃から比べると、今はAmazonで全部揃うのでは?
ある意味良い時代ですね。
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