今朝、熱転写で貼ったホログラムの失敗したジグを載せておきます。
綺麗に貼れた物だけアップして、いい感じで貼れましたなんて事はしたくないので
本日の貼った後に起こったホログラム転写のダメな事例です。
今朝の時点で天候は雨、工房内の湿度80%
Jのコンプレッサーはドライヤーないタイプのスクロールコンプレッサー
普通に色塗りの塗装作業ならノンブラを使うけど下地だからと入れませんでした。
ジグは一度ホロを貼り数日放置、ミッチャクロンやペーパーで荒らす作業も無しで
そのままウレタンを上から更に吹き付けた状態
転写する本数分の2液のウレタンを作り塗布しましたが
少し余ったので最初に吹いたジグに2回目の塗布をしました(7本ぐらい)
普段は片面づつ貼るのがJの貼り方ですが
(片面を貼ってジグが冷めてから、もう片面を貼る方法)
今日は乾燥時間を30分ピッタリから始めた為に
アイの部分に溜まるコート液がまだ固まっていませんでした。
少しベタつくのでホロ箔でジグをサンドして箔押し機で抑え
ひっくり返して熱のかからない側のホロ面も押さえてみました。
ホロを貼り終わった後に確認すると、ひっくり返して下側になったホロに
若干のシワが入っていたので、通常の片面貼りに戻しました。
天候や気温も関係していると思うのですが、ウレタンの乾燥時間が足らず
少し転写をするのが早かったのかもしれません。
午前中に貼って、時間を置いたらホロの表面が凸凹になりました。
煮干しみたい、新たな貼り方が出来ました煮干し貼りです!(失敗)
元々のブランクの表面自体にも「ス」があって小さな穴がある状態でした
そのような状態なので多めにウレタンを吹きかけていたと思います。
本数的に2回トップコートしていた物かもしれません。
それも乾燥を遅らせた原因ですね。
ウレタンのシワ・チジミのようですね、今日のような天候なら時間で決めずに
触って乾き具合を判断しなければいけませんでした。
表面を触ると凸凹しています。
乾きすぎて密着しないでホロが貼れない部分が出ることもありますし
今回のように貼った後に症状が出る場合もある・・
なんど貼っても全てを一度でパーフェクトにホロ貼ることが出来ないですね~
ウレタンコートを下地に使っての熱転写・・なかなか難しいです。
ピンホールも無く綺麗に貼れていればホロ箔のパターンが多少斜めにずれていても
OKと思ってしまいます。
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