やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

やっと「最愛の子」を見ることができた。

2016-03-19 | 歴史・文化
最愛の子中国・香港の合作映画「親愛的」が、「最愛の子」として、この1月から日本でも放映されていた。

NHKの朝番組「あさイチ」でも取り上げられた映画←こちら

1980年以降の中国で大きな問題となっている誘拐と人身売買。
年間約20万件もの幼児誘拐があるという。それに一人っ子政策が大きく影響している。中国で起こっている幼児誘拐・人身売買の中の実話を映画化したもの。→こちら

前回、帰国時に映画を見に行く時間が取れなく、残念ながら、次回に回そうと言っていたが、今回の歯が折れた騒動で、すっかり忘れていた。

今日、やっと、川崎市アートセンターで16:30から上映しているのを見つけ、行ってきた。(シニアは1000円と安かった。)

映画の方は、評判通り、実に数多くの要素が、緊密に織りあげられた見ごたえ十分のドラマであった。

育て母親のリー・ホンチン(李紅琴)役のヴィッキー・チャオ(趙薇)はもちろんのこと、本当の父親のティエン・ウェンジュン(田文軍)役のホアン・ボー(黄渤)、本当の母親ルー・シャオジュアン(魯暁娟)役のハオ・レイ(郝蕾)、行方不明児を探す会の会長ハン(韓)役のチャン・イー(張譯)なども熱演しており、子を思う気持ちに、何回も泣かされた。


ハッピーエンドで終わるのかなと思っていたが、そうではなかった。
不妊症のはずの育ての親が、健康診断で、妊娠してますと宣言され、座り込んでしまう最終場面は、理解に苦しみますね。

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