平野歩夢が北京2022冬季オリンピック・スノーボード・男子ハーフパイプで悲願の金メダルを獲得した。→こちらの報道
平野歩夢はソチ、平昌五輪の2大会連続「銀メダル」に続き、今回、悲願の「金メダル」に輝いた。98年長野五輪で採用されたスノーボード競技で、日本勢初の「金メダル」。
3大会連続のメダル獲得は、冬季五輪の日本勢では初の快挙となった。
テレビで観戦していたが、「トリプルコーク1440」、「ダブルコーク - - - -」と年寄りには理解できない用語がいっぱい出てきており、追いつけない場面がたくさんあった。
これらの用語を調べてみたが、残念ながら、すぐには理解できなかった。→こちら およびこちらなどを参照
スノーボード・ハーフパイプは、U字形の雪の壁を滑り上がり、空中に飛び出す「エア」と呼ばれるジャンプを全長220mの間に5~6回繰り返し、「難易度」・「完成度」・「高さ」・「着地の安定性」・「独創性」などを競う競技。
エアの高さは、リップ(壁の縁)からの最高到達点はトップ選手で6メートル近くになり、(ボトムから7.2m+6m=13.2m(4.5階の建物))信じられない高さだ。
スノーボード・ハーフパイプは、見る者を熱狂させる一方、選手にはけがのリスクが伴う「命懸け」の競技でもある。
今大会の焦点となったのは、体の軸を斜めにして縦に3回転、横に4回転するエア「トリプルコーク1440」。4年前と比べ、さらに縦回転が一つ加わった大技。世界のトップ選手ですら「恐怖を感じる」「一歩間違えれば大けが」と口をそろえる。
平野歩夢は決勝でそんな極限状態に挑み、決勝の1本目、2本目および3本目の試技で、3度 全て成功させた。これまで実戦で決めたのも平野歩夢だけ。4年に1度の大舞台で連発された超大技にライバルや各国の競技関係者は驚嘆の声を上げた。
平野歩夢の3度の試技すべてで大技トリプルコーク1440に成功。しかし、なぜか2本目を滑り終えた時点で点が伸びず、2位だった。3本目で96.00をマークし、スコット・ジェームズ(オーストラリア)を逆転して頂点に立った。
金メダルを獲得した平野選手ですが、2本目の試技の得点が、大技「トリプルコーク1440」を成功させたにも関わらず、不可解にも低かったことで、審判団に対して世界中で批判が巻き起こる事態となっている。→こちらなどの報道
今回の採点の問題は、フィギュアスケートのように技1つ1つに得点があるわけではなく、印象が大きく左右するために起きた事象といえる。平野歩夢も採点可視化を提起している。→こちらの報道
それでは、平野歩夢の1本目~3本目の映像を見て、比較してみてください。(画面に表示されているYOUTUBEで見るをクリックして、NHKのサイトで見てください):
また、金・銀・銅メダルの最高得点エアを見てみよう。
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