業績好調なのにリストラをする。
昔の日本企業ではあり得なかった経営手法が
現代では当たり前に行われています。
今回ホンダがその決断をしたようです。
正規従業員の約5%2,000人の大規模なリストラです。
ホンダと言えば年間利益6,700億円をたたき出す日本のトップ企業です。
そのホンダが2000人もの従業員を削減するのです。
対象者は55歳以上
最高3年分の賃金を上乗せしてお辞め頂くようです。
この退職金のために数百億円の予算を計上するとも言われています。
なんでそんな無理をするのか?と浅学の庶民は思うのですが
2040年までに内燃機関の車からEVに完全シフトするために
その邪魔になるものはどんどん削減していこうというのです。
その一例があれほど執着していたF1からの撤退表明にも見られました。
上昇志向の企業はどんどん血を新しくしていく
旧知に追いやられた企業はより濁った血だけが残っていく
同じリストラでも大きくその内容は変わるものですね。