コロナ禍で加速した国債依存
これは何も日本だけの現象ではなく
全世界的に緊急事態とばかりに財政出動した結果
国の多額の借金のバラマキで市中にはお金がゴロゴロ転がっています。
そのような状況下
アメリカでは年6%とも言われるインフレが起こり
ヨーロッパでも3%ほど
なのに日本は0.3%の物価上昇率とも言われています。
ウッドショックや
原油高、円安が叫ばれているにもかかわらず。。。
インフレが強く起こると各国一斉に金利を上げていきます(ハズです)。
でも今のところアメリカは量的緩和の縮小は発表していますが金利の引き上げについては時期尚早という雰囲気です。
そして日本はというとまだ金融緩和政策は維持するという決定済み
量的緩和を止めることなく金利も上げられない
そんな常態がまだしばらく(イヤずっと)続くことになります。
なぜなら冒頭の財務省出典のグラフにもあるように
国債残高が増えているので金利を下げたままにしておかないと
国の財政が持たないからです。
1000兆円の国債発行がある日本で金利が1%あがると
年間の利払い費は10兆円ということになります。
現在が8兆円強であることを考えると金利上昇=日本財政の崩壊
こんな構図すら見えてしまいます。
なので金利は上がらない
イヤ上げられない!
日本でもこのようなことが起こっているのと同じように
世界各国でもこのような状況は起こってきます。
今般のコロナによって世界が一変してしまいました。
金利の上昇=国家破綻
全世界がこれに怯えないといけない状況になっています。
さあ、これからが本当の意味での国家としての力の見せ所です。
対岸の火事ではなく自分事としてじっくり成り行きを観察して行きたいものです。