たまたま同じ日に高齢の方から
「自分のこれから」についてお話を聞く機会がありました。
A氏 還暦の息子が病に倒れ入院手術を繰り返すも元の身体に戻る見込み無し
目前に迫った強制退院後の介護付き施設の入所先を探すも何処も満杯
それでも今月中にはどこかに入所しないと自宅で親が子を見る老々介護
そんななかでここへきて人生観が変わったとも
① もう人生最後に近いから自分の住みやすい様にと家を大幅リフォーム
② どうしても車が必要な地域なので高齢ドライバーだが新車入替え
③ 収入無くてもやっていけるので財産切り崩してでも好きなことをやる
④ 最後はみんなに見送られたいから一人でも多くの人に会っておきたい
こんなことをおっしゃっていました。
B氏 自身は会社の元社長で連帯保証が残っている
手元にそれなりの財産を持っているが
自分が死んだら連帯保証先へ支払義務が相続される
子供たちに自分の財産を残してやれないのはイヤ
自分の死後も連帯保証先への支払いを回避する方法はないかと問い合わせ
まだまだ死にたくないし今の生活を維持したいからもっと収入増やせないか?
こんなことをおっしゃっていました。
お二人の年齢は3歳差
ご両人とも病弱ながらも奥様もご健在
お孫さんも何人もいらっしゃる幸せな家庭(に見える)
それぞれにそれぞれの晩年の生活が有り考え方が有ります。
どちらがどうだとかいうのではなく自分の感じる晩年にあたり
穏やかに過ごせる環境づくりが大切だと思わされました。
老人大国になったニッポン
それぞれが納得感のある最期を迎えられるようになるとイイナと(*´ω`)