日々改善

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Z世代との向き合い方 ~私自身の反省をもとに~

2024-10-11 | つれづれ
昨夜は某団体様の「Z世代との向き合い方」という講演会に参加してきました。

講師は28歳、21歳、17歳の現役アイドルたちです。

色々考えさせられました。
まさに時代は変わっている。
こうだろうという想像の中でやってきた対応の多くが独りよがりだったと反省ばかりでした。

ということで、今日は「会社内でのZ世代との向き合い方」を考察したいと思います。

Z世代との社内での付き合い方について、いくつかの重要なポイントがあります。

信頼関係の構築

Z世代との良好な関係を築くには、まず信頼関係を構築することが重要です。

日常的なコミュニケーション
  • 挨拶や立ち振る舞いに気を配り、細やかな配慮を心がける必要があります。
  • 普段から気軽に話しかけ、対話の機会を積極的に設ける必要があります。
先輩後輩、上司部下などの垣根を作らず、気軽に話しかけることが重要なようです。

価値観の尊重
  • Z世代は個人の意見や考えを大切にします。相手の価値観を尊重し、プライベートも含めて否定せずに共感するように接することが大切です。
  • 仕事以外の趣味や休日の過ごし方にも関心を示す必要があります。ただし、深入りは禁物です。

コミュニケーションスタイル

Z世代とのコミュニケーションには、以下の点に注意が必要です。

双方向のコミュニケーション
  • 一方的に話すのではなく、相手の意見をよく聞く傾聴姿勢を重視することが必要です。一方的なコミュニケーションは抑圧的にも取られかねません。
  • インタラクティブなコミュニケーションを心がけ、Z世代社員の思いや意見をヒアリングすることに重点を置きましょう。しつこいようですが、こちらからの一方通行的なコミュニケーションスタイルはNGです。
明確な意図の伝達
  • 仕事の意味や目的を明確に伝えることが重要になります。「つべこべ言わずになんとかしろ!」はもはやパワハラ以外の何物でもありません。
  • Z世代は物事への意味や意義を求める傾向があるため、合理的な説明を心がけましょう。斟酌する、忖度するなんて言葉は通じません。
オープンなコミュニケーション環境
  • 誰もが気軽に意見を言い合える場を作ることで、コミュニケーションが活性化し、新しいアイデアが生まれる可能性が高まります。人の心に寄りそう職場環境の構築が必須になります。

適切な距離感

Z世代との付き合い方には、適切な距離感を保つことも大切です。

プライバシーの尊重
  • Z世代は自分らしく在ることやプライベートの時間を大切にします。無理に深い関係性を求めたり、休日の行事参加を強制したりすることは避けましょう。飲み会や全員揃っての休日奉仕活動などにも注意が必要です。
柔軟な対応
  • Z世代を一括りにせず、個人を見る姿勢が重要です。
  • 新しい考え方を柔軟に取り入れる傾向があるため、丁寧に意図や考え方を説明すれば、理解してくれる可能性が高いです。説明不足なまま突っ走った自分と同じと考えてはいけません。

適切な評価とフィードバック

Z世代は成長や評価に敏感な傾向があります。

具体的な褒め言葉
  • 感謝の気持ちを言葉にして伝えることが大切です。
  • 具体的に何が良かったのかを明確に伝えましょう。
  • こちらが心に思っているだけでは通じません。言葉と態度で示すことが肝要です。
成長機会の提供
  • Z世代の強みを活かした采配を心がけ、成長の機会を積極的に提供する必要があります。
以上のポイントを意識しながら、Z世代との関係構築に取り組む必要があります。
個々人の特性に合わせて柔軟に対応することが、良好な関係性を築く鍵となります。

時代が変わったのではなく、自分自身が化石化しているという自覚を持ち、
柔軟で機敏な対応こそが会社のパワーを倍増させる基になります。

さてさて、今日から心を入れ替えるとしましょうか😅 

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