田植えが終わり、昨日は4回目の薬剤散布も終わり、今日は機械で田植えをした後の欠株の補植をする。津軽弁で「抜け田を植える・・・。」といいます。
機械で植えても結構欠株があるので手作業で植える。苗代で育苗しましたが今年は特に苗の状態が良くなく苗が揃わず欠株が多い。状態が悪かったのですがなんとか一通り植えてしまったのですがこのように抜け田を植える。この作は結構疲れます。でも、昔の人はよく手で植えたものですね・・・。
昨日は薬剤散布をしていて妻が一人で植えていましたが今日はおらも合流して植える。植えた後はこのような感じですが、活着し、水が入り、苗が伸びてくれば緑のジュウタンになります。
抜け田植えは午後5時半頃に終了しました(^^)v。これで一安心だ。こうやって手間をかけて稲作するのがいつまで続くのかな・・・。米が余っているという事で昨年は米の値段が大暴落で大赤字。稲作するには機械が付き物でその機械が老朽化しても小さく作付けしている人達は今の状態では更新できない。うちもそうですが・・・。大規模農家に任せた方が良いのかな・・・。それに、外国から米が入ってくるというのが納得がいかない。そんなにあまっているのなら作らなければ良いと思う人がいるだろうがそれでも農家は米を作る。工業製品なら調整して減産出来るが田圃はそうはいかない。なぜなら一旦田圃を作ることを放棄したらどうなるる・・・。草や柳、アカシヤ等が生えてきて原野になるのはあっという間だ。もし、食糧難になって米を作ろうとしても中々元には戻せない。もし、戻そうとしたら莫大な労力や費用がかかる。そうしてまで作れるか?出来ないだろう。日本の国はいつから米を粗末にする国になったんだろう?日本のあちらこちらで行われているお祭り、行事などみんな米の文化があったからではないでしょうか。炭水化物を多くとればカロリーの摂りすぎだとか太るとか言っていますが、ならば昔の人は肥満やメタボがありましたか?良につけ悪いにつけ、色々な情報が入る今の世の中、時代の流れなので仕方ないのかもしれませんが・・・。一旦こうなってしまえば元には戻らないと思います。なんか、愚痴っぽくなりました・・・(^_^;)。
終わって帰るときには雨がこぼれてきた(^.^)。さっきのお日様が傘をさしていたからか・・・?当たるもんだよね・・・。少し降るんじゃなくてドバ~ッと降って欲しいものだ。