今日は朝から曇り空でスッキリしない天気でした。この頃秋が深まってきたという感じで朝晩涼しくなってきた・・・というか寒くなってきた。第10回目の薬剤散布をする。これが今年最後の散布になる。
今回は基準散布と特別散布(スス斑、スス点病の実洗い)を兼ねた散布だ。勿論、殺菌剤のみで、あとは毎回ですが海藻エキスも同時に散布する。
今の時期はりんごの枝がまたまた下がってきているので今日が限界なのかも・・・。
隣の園地は草刈りが済んでいますが、うちもそろそろラストの草刈りをしないとね・・・。
今日の散布は有袋のりんごや早生品種、早生ふじ、有袋のジョナゴールド、有袋ふじには散布しません。
散布は午後4時頃に終了です。今年の防除行害虫の防除を振り返ってみると、春先は高温でりんごの開花が平年よりも10日も早く雨が少なく、乾燥していましたが、黒星病が平年よりも多く発生しました。でも、被害果を摘果して丁度良い位だったのでそれほど被害はな状態です。来年の春先の黒星病の防除は要注意です。その他の病害虫は見当たらず、まずまずでした。何といっても今年もハーベストオイル以外の殺ダニ剤を散布しなくても良かったという事でした。これで3年連続無散布です。ハダニは全くいないわけでもなくそれ以上に天敵のカブリダニが園地全体にいたという事です。りんごに悪さするダニを全部排除することは出来なく、それなら天敵を利用してうまく付き合っていくのも手かな・・・と思っている。でも、組合員の園地をまめにまわってルーペで予察もした。最悪、被害があれば特別散布をする体制も出来ていたがそれには至らずだった。ひとまずホッとした・・・。完璧とまではいかなかったが被害が見られないという事はまあまあだった(^^)v。これも、組合員の協力と指導機関の人達の情報のおかげだと心から感謝したい。やはり、病害虫の防除も理論があると思う。あとは観察と情報収集だ。とりあえず終わってよかった・・・。あとはこれからの着色管理に集中するのみだ。