青森県津軽りんご通販(ヤマサンりんご園)-ブログ

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実止まり確認・・・摘花から摘果へ

2019-05-16 22:17:21 | Weblog

今日から「王林」の摘花を始める。これは我が家で一番古い100年以上の樹ですが、昨年片方の主枝が折れてしまい、こんな形になってしまいました。先にこの樹から始める。

大分、花びらが散って、実になってきました。

今年の開花期間には天気が良かったのですが、風が強くて、中々ラブタッチで授粉できず、マメコバチもあまり、活動出来なかったのですが、気温が高く、適度の湿度があり、風が吹いて花粉をまき散らしていたので意外と授粉出来たと思う。

昨年伸びた新梢に着いたものは、全部摘み取ります。

花叢葉の多いもので、中果枝に着いたものを優先的にを残すのですが、このように、枝の真上や真下に着いたものも全部摘み取ります。

今のうちから、このような変形果も落してしまいます。

このように、今のうちから一発で仕上げ摘果をしていきます。はじめに、一つ成り摘花をしてあとで仕上げ摘果をするというのが基本のようですが、今、だめなものはこれから良くなるということは100%あり得ません。成りが薄い場合は別として、成らせておくだけ無駄な養分をロスします。ならば、今、落しておいた方が樹の負担を減らすことが出来ます。勿体ないと思うかも知れませんが、成ったものを全部成らせられないものですから、むしろ、無駄な養分をロスするのがもっともっと勿体ないことです。良いりんごを採るのは勿論ですが、出来るだけ樹に負担をかけないようにするのが摘果だと思います。

「ふじ」の樹です。

「ふじ」も、実止まり確認です。これから気が遠くなりそうな摘果作業が続きます。もう、摘花から摘果になります。出来秋目指して頑張りましょう!

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