読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『まっくろネリノ』(絵本)

2012年04月16日 | 自己肯定感を育む本
新学期が始まり、お子さんたちは新しいお友達もたくさんできたのではないでしょうか?
お友達と自分、同じところもあれば、違うところもありますね(^^)

今日の小3クラスでは、こちらの本を読みました。
まっくろネリノ (世界の絵本)
ヘルガ・ガルラー・作 やがわすみこ・訳
偕成社

主人公は「まっくろネリノ」。鳥(?)のネリノの家族は、父さん、母さん、兄さんが4人。
兄さんたちはきれいな色なのに、ネリノだけは真っ黒。
真っ黒だからという理由で、兄さんたちはネリノとちっとも遊んでくれません。
ネリノはいつも一人ぼっち。

ところが大変!兄さんたちが急に行方不明になってしまいます。
ネリノは兄さんたちを探しにいくのですが…。


「みんな違ってみんないい!」ということが実感できる絵本です(^^)
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『サカサマン』(小2に読んだ本)

2012年03月11日 | 自己肯定感を育む本
先週木曜日の小学校での読み聞かせ(小2クラス)で読んだ本、2冊目です。
サカサマン
海老沢航平・文 本信公久・絵
くもん出版


カンジは怖がりで引っ込み思案な男の子。
ある日遊園地で、弟に怖そうなジェットコースターに乗ろうと誘われますが、
「絶対無理!」と木の陰に隠れてしまいます。
すると空からなにかがビューンと飛んできました。

「サカサマン参上!」それは赤いマントを付けたカエルでした。
「僕は、今から君の体の中に入る。すると君は思っていることと反対のことをしちゃうんだ。」
というと、サカサマンはカンジの体の中に入ってしまいました。

さてさて、カンジとサカサマンはどうなるのでしょうか??


この絵本の作者は、当時小学5(6?)年生だった男の子です。
この「子ども創作コンクール」の受賞作品の絵本化シリーズには、よみごたえのあるものが多いですよ♪

子供たちも、楽しそうに聞いてくれました(^^)

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『はずかしがりやのれんこんくん』(絵本)

2012年01月16日 | 自己肯定感を育む本
皆さん、お正月にはれんこんのお煮しめなど召し上がりましたか?

今日の小2クラスでは、「れんこん」が主人公のこの本を読みました。

はずかしがりやのれんこんくん (絵本・こどものひろば)
クリエーター情報なし
童心社

『はずかしがりやのれんこんくん』(童心社)
二宮由紀子・文
長野ヒデ子・絵

泥の中にいるれんこんくんは、ものすごく恥ずかしがり屋さん。
なぜって…体に穴があいてるからです。
そんなれんこんくんに、魚とり網さんは「れんこんくんって暗くていやだね」
と言います。
魚たちは、「そんなことない。れんこんくんにもいいところがあるさ」と言いますが
みんな、れんこんくんのいいところがなかなか思いつきません。
さて、れんこんくんのいいところは見つかるのでしょうか?


泥の下のれんこんくんは、実は池に住むみんなの役に立っているのです。
誰にでも長所はあるんだよ、ということに気付かせてくれる本です。

読み聞かせでは、子供たちがにこにこしながら聞いてくれて嬉しかったです♪

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『小さいつが消えた日』(本)

2012年01月02日 | 自己肯定感を育む本
この本は、某テレビ番組でも紹介されていたそうです。
タイトルにひかれて、冬休み中に読んでみました。

小さい“つ”が消えた日
クリエーター情報なし
三修社

『小さいつが消えた日』(三修社)
ステファン・フォン・ロー(文)
トルステン・クロケンブリンク(絵)

五十音村には、色々な性格の文字たちが住んでいます。
人間がよく使う言葉もあれば、言い出しにくい言葉もあるのは、文字たちの性格がそうさせているのです。
ある日、いつものように文字さんたちが集まって宴会を開いていたとき、
どの文字が一番偉いかという話になりました。その時、誰かが叫びました。
「誰が一番えらくないかは知っているぞ。小さい”つ”さ。だって、彼は音をださないからな。
そんなの文字でもなんでもないさ。」
小さい”つ”はとても悲しくなってしまい、お父さんの大きい”つ”に連れられて家に帰ります。
その夜、小さい”つ”は、一通の置き手紙を書いて、家を出てしまいます。
「僕はあまり大切ではないので、消えることにしました。さようなら」

翌日から、世界から小さい”つ”が消えてしまい、人間の言葉は大混乱!
さて、人間の言葉、そして、小さい”つ”はどうなるのでしょうか?

この本からは、この世に必要でないものなどないというメッセージが伝わってきます。

総ルビではありませんが、難しめの漢字にはふりがながふってあるので、小学校高学年くらいからは
自分で読めるのではないでしょうか?漢字の読み方を教えてあげれば、小学校中学年くらいから十分に
楽しめます。

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『けしごむくん』(絵本)

2011年10月28日 | 自己肯定感を育む本
以前、小学校での読み聞かせで、1年生クラスで読んだ本です。

けしごむくん (ひかりのくに傑作絵本集)
クリエーター情報なし
ひかりのくに

『けしごむくん』(ひかりのくに株式会社)
作・二宮由紀子
絵・矢島秀之

けしごむくんは消すのが大好き。
間違った字やへんてこな絵を見つけるとすぐにごしごし消してしまいます。
忙しいけしごむくんは、えんぴつくんたちやいろえんぴつくんたちに、こう言いました。
「まちがった字やへんてこな絵を絶対に書かないこと!」
さて、そんなことはできるのでしょうか?

「間違うことはいけないことだ」と思っているお子さんは、かなり多いのではないでしょうか?
私たちの塾のクラスで、夫も私も言うことは「間違っていいんだよ!」ということです。
最初から全部完璧にできる人なんていません。

『けしごむくん』を読んで、子供たちが「間違ってもいいんだ」と安心してくれたらいいなと思っています。

(間違えっぱなしではなく、その後、覚え直したり、練習したりすることが大切なのは言うまでもないですが…(^^))
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