読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『ぼくは、ブルーノ』(絵本)

2016年03月10日 | 自己肯定感を育む本
昨日の小学校での読み聞かせで読んだ2冊目の本は、こちら。

『ぼくは、ブルーノ』
デイヴィッド・カリ 文 ジャンルカ・フォリ 画 さとうななこ 訳
WORLD LIBRARY
(アマゾンで見つからなかったので、表紙絵がありません。すみません…)

主人公は、人間になりたかった動物園のサルのブルーノ。
人間が好きで、くつをはいて、車を運転して、レストランでごはんを食べてみたかったのです。

そんな彼を家族は理解できません。

だんだん人間の言葉が分かってきたブルーノ。
そして、葉っぱを使って草笛が吹けることを発見します。

音楽の才能があったブルーノは、仲間たちと離れ、人間の世界に行くのですが…。


どのグループにも属さない天才が味わう孤独感が描かれているのですが、この孤独感は人間が皆一度は味わうものなのではないでしょうか。

素敵な結末ですので、ぜひ読んでみてくださいね♪

そして、絵が素晴らしく美しい!絵を見るだけでも癒されます。

人生についてモヤモヤしている方に、特におすすめの1冊です♪
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『しげちゃん』(絵本)

2012年08月21日 | 自己肯定感を育む本
毎日、暑い日が続いていますね。
皆さま、いかがお過ごしですか?

1週間のお盆休みも終わり、また塾に元気なお子さんたちの声が戻ってきました(^^)
お休み期間もよいですが、いつもの塾が始まると「やっぱり塾の先生の仕事が好き♪」と再確認しちゃいます。

さてさて、昨日の小3クラスでは、こちらの本を読みました。
しげちゃん
室井滋・作 長谷川義史・絵
金の星社

こちらは、女優の室井滋さんの初の絵本。

「しげる」という名前にまつわるお話です。

私も、幼いころ、室井滋さんの顔と名前が一致した時に、「女の人なのに、しげるなんだ…」とちょっとびっくりした記憶があります。
今やすっかり「彼女に『滋』という名前意外はありえない!」と感じるくらいになりましたが)(^^;)

「滋」という名前には、こんな物語が隠されていたのですね。

読み終わった後に、自分の名前を振り返り、名前をつけてくれた親に感謝したくなる絵本です。

相変わらず、長谷川義史さんの絵もいい味出してます!
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『マルチンとかぼちゃおばけのまほうのたね』(小3に読んだ本)

2012年07月17日 | 自己肯定感を育む本
連日暑いですね~!
しかし、夏は野菜や果物がおいしい季節でもありますね♪

私はかぼちゃが大好き!この辺でとれるかぼちゃは、甘くておいしいんですよ(^^)

さてさて、昨日の小3国語クラスでは、かぼちゃつながり…というわけではないのですが、こちらの本を読みました。
マルチンとかぼちゃおばけのまほうのたね (あかね・新えほんシリーズ)
イングリート・オストヘーレン・作 クリスタ・ウンツナー・絵 ささきたづこ・訳
あかね書房


マルチンはいじめられっ子の男の子。
家ではお姉ちゃんがいばっているし、外では大きい子やいじめっ子が待ち構えています。
ある朝、目が覚める前にマルチンは夢を見ました。
とてもきれいな妖精がこう言ったのです。
「これはかぼちゃおばけのまほうのたねよ。誰かにいじめられたら、この種を投げつけて『かぼちゃおばけになーれ』って言ってやるといいわ。相手はすぐにかぼちゃおばけになってしまうから。ほら、種をあげるわね。」
そして、マルチンの手の中には本当に「かぼちゃおばけのまほうのたね」が…。

いじめられっ子だったマルチンはどうなるのでしょうか?


この本を読むと、自分の気持ち一つで自分自身を変えることができるということを感じます。
元気がでる一冊です♪

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『ウエズレーの国』(小4に読んだ本)

2012年07月12日 | 自己肯定感を育む本
今週の火曜日は、小学校で読み聞かせをしてきました。
担当学年は4年生。

夏休みの前にはお約束のように読んでしまうのが、こちらの本です。
ウエズレーの国
ポール・フライシュマン・作 ケビン・ホークス・絵 千葉茂樹・訳
あすなろ書房

ウエズレーは、町の他の子とはかなり違う男の子。
ピザもコーラも大っ嫌い。サッカーなんて、ばかばかしい。髪型もみんなと違います。
ウエズレーに友達はいません。
ちょっかいを出してくる子は、たくさんいるけれど。

来週からは夏休み。
その時突然ひらめきました!
自分だけの作物を育てて、自分だけの文明をつくるという自由研究をしよう!と、ウエズレーは決めたのです。

その後の展開は、ぜひ絵本で読んで確かめてみてください。

ひとりぼっちだったウエズレーが、夏休み明けにはどうなっているか…お楽しみに♪


この本は、うちの子どもたちも大好きで、読むたびに「ぼくも自分の文明を作る!」と盛り上がっています(^^)
気持ちのいい読後感の一冊です。
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『エドワルド せかいでいちばんおぞましいおとこのこ』(絵本)

2012年05月28日 | 自己肯定感を育む本
今日の小3~小5クラスでは、こちらの本を読みました。
エドワルド―せかいでいちばんおぞましいおとこのこ
ジョン・バーニンガム・作 千葉茂樹・訳
ほるぷ出版

エドワルドは、どこにでもいる普通の男の子。
でも、エドワルドは時々、ものを蹴っ飛ばしたり、やかましかったり、動物にいじわるしちゃったり…。
そのたびに、大人たちはエドワルドのことを
「らんぼうもの!」「やかましい!」「やばん!」と言いました。
すると、エドワルドは、どんどん、もっと、ずっと、乱暴で、やかましくて、いじわるで、やばんで、だらしなくて、汚くなりました。
そして、とうとうみんなに
「世界中で一番おぞましいこどもじゃないか!」と言われてしまうのです。

ところがある日、エドワルドが蹴っ飛ばした植木鉢が、空を飛んで、やわらかい土の上に着地!
すると、今度は大人たちの態度が変わっていき…


大人たちのお説教(?)で、おぞましい子供になっていたエドワルド。
後半の変身っぷりに、子供たちは大笑いしていました!

これは、すべての大人必読の書だと思いますね!!
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