読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『すずめのくつした』(小2に読んだ本)

2021年12月26日 | 想像の翼を広げる本
12月最後の小2国語クラスでは、こちらの本を読みました。
 スコットランドのある街に、アンガスという男の子が住んでいました。
アンガスの家は靴下工場を持っていて、素晴らしい機械を発明していました。
その機械では、世界中のどんな靴下でも編むことができました。
けれども、お父さんたちの工場の靴下は、だんだん売れなくなってきてしまいました。
たいていの人は、街の真ん中の大きい店に靴下を買いに行くからです。
そこで、お父さんたちは、冬に向けてあたたかい毛糸の新しいがらの靴下を作りました。
けれども、寒い冬になっても、アンガスの家で作った靴下は、さっぱり売れませんでした。
ところが、ある寒い日。
アンガスは、仲良しのすずめに新しい柄の小さな靴下をつくってやりました。その靴下は、すずめたちの間で評判となり…

アンガスとすずめたちの友情や、すずめにつくってやった靴下が見せる素晴らしい展開が面白く、途中から目を離せなくなります。
あたたかい気持ちになる1冊です。
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『カタカナダイボウケン』(小2に読んだ本)

2021年12月03日 | 想像の翼を広げる本
先週の小2国語クラスでは、こちらの本を読みました。
 こちらにはお話が3つ載っているのですが、先週は生徒さんに選んでもらった「ホンノムシ」というお話を読みました。

らっちゃんは机に向かって夢中で本を読んでいます。
お母さんが呼んでも気がつかない様子。
名前を3回呼ばれて、ようやく気付きました。
お母さんが「ホンノムシさん、でかけますよ。」というと、らっちゃんもにっこりして、お母さんの後について部屋から出ていきました。

夜が来てみんなが寝静まった頃、本からかすかに音が聞こえてきました。
「お母さんが言っていたホンノムシって、何だろう」
「ホンノムシ」という言葉が気になっていたのは「ムシ」という言葉がつく文字たちです。
本から一斉に飛び出してきました。
そして・・・

タイトル通り、夜の文字たちの大冒険が繰り広げられます。
カタカナたちの冒険にドキドキしながら、言葉遊びも楽しめます。

生徒さんも楽しそうに聞いてくれました。
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『王さまのアイスクリーム』(小2に読んだ本)

2021年11月26日 | 想像の翼を広げる本
先週の小2国語クラスでは、こちらの本を読みました。
 これは、昔、アイスクリームがなかったころのお話です。
あるところに、とても気難しい王様がいました。
王様の国は、冬はとても寒くて、夏はとても暑いところでした。
そこで、王様は寒い時には温かいクリームを、暑いときには冷たいクリームをおやつに召し上がることになっていました。
ある夏の日、コック長が困っていました。
「さっきからもう一時間以上も水をかけているのに、クリームが冷たくならない。」
そのとき、通りでガチャンという大きな音がしました。
見ると…

コック長の娘たち、中でも賢い長女の活躍に注目です。
王様が本当に美味しそうにアイスクリームを召し上がるので、このお話を読むと、アイスクリームが食べたくなってしまいます。

光吉夏弥さんの訳も素敵で、日本語の美しさを味わえます。
生徒さんも、楽しそうに聞いてくれました。
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『小さな魔女のカプチーヌ』(小2に読んだ本)

2021年11月12日 | 想像の翼を広げる本
近所の図書館に、魔女が登場する本が集められた「魔女コーナー」が作られていました。
なんだか、面白そうな本がありそう!
そこで、先週の小2国語クラスでは、そのコーナーから借りてきたこちらの本を読みました。
 カプチーヌは9歳の女の子。
カプチーヌが住むメルラングラードは、魔法使いたちの街です。
彼女も、魔術を勉強しています。

今日は、カプチーヌの発明した新しい魔術を披露する日です。
けれども、じゅうぶんに練習する時間がなかったカプチーヌは…

カプチーヌの魔術で、とんでもないことが起きてしまいます。
そして、それを自分の力で解決するために、カプチーヌは奔走します。

カプチーヌは無事に解決することができるのでしょうか。

「だれにでも失敗はある。大切なのは、きちんと後始末をつけることと、同じ失敗を繰り返さないこと。」
絵本に登場するこの言葉は、子どもだけではなく、大人にも響くのではないでしょうか。

不思議な街で繰り広げられる、不思議なお話。
お子さんの想像力を豊かにしてくれそうな可愛らしい絵も、素敵です。

生徒さんも楽しそうに聞いてくれました。

ちなみに、この日は絵本を2冊読んだので、2冊目は次回のブログでご紹介します。
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『バスがくるまで』(小2に読んだ本)

2021年09月12日 | 想像の翼を広げる本
9月第1週の小2国語クラスでは、こちらの本を読みました。
 主人公は、くまの男の子。
おばあちゃんが訪ねてくる日、くまの子はバス停までおばあちゃんを迎えにいきます。
バスを見るのが大好きなくまの子は、バスを見ながらおばあちゃんを待っていますが…

子どもにとってはハラハラドキドキするようなことが、いくつか起こりますが、全体的にあたたかい雰囲気のお話です。
幼稚園か小学校低学年くらいのくまの子、女学生、お母さんやおじさん、おじいさんおばあさん…、社会を構成しているあらゆる年代の方々が登場します。
みんなをつなぐバス停、そして満開のひまわりが印象的な1冊です。

こちらは、過去の千葉県課題図書です。
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