読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『りゆうがあります』(小2に読んだ本)

2021年11月13日 | 哲学・生き方の本
生徒さんが気に入ってくれた、ヨシタケシンスケさんの絵本シリーズ。
先週はこちらを読みました。
「色々なクセも、ちゃんとした理由があれば許されるのではないか」
こう考えた男の子が、自分の色々なクセについて理由を説明する絵本です。

男の子の考える理由(言い訳?)が、想像力が豊かすぎて面白い!
それを聞くときのお母さんの表情も、何とも言えません。
そんなお母さんにもクセがあって…

「ある行動をとるのには理由がある」ということを、面白く伝えてくれます。
ご家庭でも、ある行動の理由をお子さんに説明してもらったら、楽しみながら説明する力も向上すると思います。
思わず笑ってしまう絵本ですが、同時に考える力も養えるのではないでしょうか。
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ぼくのニセモノをつくるには(小2に読んだ本)

2021年11月07日 | 哲学・生き方の本
前回のブログの続きです。
10月最終週の小2国語クラスで読んだ2冊目の本は、こちらです。
 前回の授業で、ヨシタケシンスケさんの『りんごかもしれない』を気に入った生徒さん。
そこで、今回もヨシタケシンスケさんの作品を選んでみました。

宿題やお手伝いや部屋の掃除など、やりたくないことでげんなりしていた「ぼく」(小学3年生男子)は「ぼくのニセモノを作って、そいつに全部やってもらおう!」というアイデアを思いつきます。
ロボットを買って、準備万端!…と思いきや、ロボットから「あなたのことを詳しく教えてください」と言われてしまいます。

ロボットに、自分について詳しく説明していくうちに、自分について深く考えることになってしまう「ぼく」。

大人が読んでも考えさせられる絵本です。
自分のことは、分かっているようで意外と分かっていないのかもしれません。

お子さんは楽しそうに聞いてくれていましたが、少し大きくなってからまた読むと、新たな発見があるかもしれませんね。
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『りんごかもしれない』(小2に読んだ本)

2021年11月02日 | 哲学・生き方の本
先週の日曜日に、台風で休講した小学生国語クラスの振替授業を行いました。
小学生国語道場クラスでは、引き続き『ノーベル賞図鑑』を読んだのですが(←生徒さんたちが夢中になっている本。あと何回読み続けるのか、私も楽しみです。)、小2国語クラスでは、教室に置いてあるこちらの本を読みました。
 たくさんの生徒さんたちに読んできたこちらの本、いまだに大人気です!

ある日、男の子が家に帰ると、りんごがありました。
けれど…これはもしかしたらりんごじゃないかもしれない。
男の子の想像はどんどん膨らみ…

初めは「そんなわけないじゃない!」と言いながら聞いていた生徒さんでしたが、話が進むにつれて「…なんか、すごいね…」と受け取り方が変わってきた様子。
「当たり前」を疑うというのは、なかなか哲学的ですよね。

ヨシタケシンスケさんの絵本がすっかり気に入った様子だったので、次回もヨシタケシンスケワールドを楽しんでもらおうかな。
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『二番目の悪者』(小6に読んだ本)

2021年09月24日 | 哲学・生き方の本
9月第2週の小学生国語道場クラスでは、こちらの本を読みました。
 昔、見事な金色のたてがみを持つライオンがいました。
お金持ちのライオンは、知り合いを集めてパーティーを開き、たてがみを見せびらかしました。

ある日、その国の年老いた王様が、次の王様を国民で決めるようにとおふれを出しました。
「私こそが、王になる資格を持っている」と思ったライオンですが、その頃広場では別のライオンが候補にあがっていました。
危機感を感じたライオンは…


インターネットで様々な意見が飛び交う現代社会において、このお話は多くの人々に読まれるべきだと思います。
実際に自分で確かめてみること、そして、自分自身でしっかり考えること。
これらの大切さがわかる絵本です。

お子さんたちも真剣に聞いてくれました。
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『しっぱいにかんぱい!』(小2に読んだ本)

2021年09月21日 | 哲学・生き方の本
先週、先々週の小2国語クラスでは、こちらの本を読みました。
 運動会のクラス別対抗リレーのアンカーで失敗してしまった、達也のお姉ちゃん。
落ち込んでしまって、食事も喉を通りません。
そんなときに、おじいちゃんから連絡があり…

誰でも、失敗したことはあると思います。
その失敗をどう受け止めるか。それを教えてくれる本です。

みんなの失敗エピソードが面白い!
そして、最後のおじいちゃんの失敗エピソードは、感動的でした。

こちらは絵本ではなく児童書なので、2週に渡って読みました。

読み聞かせ後、本のカバーのそでの部分に載っている宮川ひろさんの色々な作品を熱心にチェックしていた生徒さん。
今後、宮川ひろさんの他の作品も読むことになりそうです。
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