読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『しっぱいにかんぱい!』(小2に読んだ本)

2021年09月21日 | 哲学・生き方の本
先週、先々週の小2国語クラスでは、こちらの本を読みました。
 運動会のクラス別対抗リレーのアンカーで失敗してしまった、達也のお姉ちゃん。
落ち込んでしまって、食事も喉を通りません。
そんなときに、おじいちゃんから連絡があり…

誰でも、失敗したことはあると思います。
その失敗をどう受け止めるか。それを教えてくれる本です。

みんなの失敗エピソードが面白い!
そして、最後のおじいちゃんの失敗エピソードは、感動的でした。

こちらは絵本ではなく児童書なので、2週に渡って読みました。

読み聞かせ後、本のカバーのそでの部分に載っている宮川ひろさんの色々な作品を熱心にチェックしていた生徒さん。
今後、宮川ひろさんの他の作品も読むことになりそうです。
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『かべのむこうになにがある?』(小2に読んだ本)

2021年07月22日 | 哲学・生き方の本
先週の小2国語クラスで読んだ2冊目の本は、こちらです。
 高学年用に選んでいた本だったのですが、生徒さんが見つけて「読みたい!」とリクエストされたので、読むことになりました。

大きな赤い壁がありました。
いつからあるのか、どこまであるのか誰も知りませんでした。
誰もそんなことは気にしていませんでしたが、知りたがりの小さなねずみは違いました。
壁のことについて知ろうとして、ねずみは行動を起こします。

すべてひらがなとカタカナで書かれていて、小さなお子さんでも読める絵本ですが、描かれている内容はとても深いです。
壁を作っているのは誰なのか、生き方についても考えさせられるお話です。

絵の色使いが素敵で、生徒さんも楽しそうに聞いてくれました。
この内容を文章だけの物語で書かれていたら、小2のお子さんが読むのは難しいのではないでしょうか。
絵本の力を感じる1冊です。
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『せかいでさいしょにズボンをはいた女の子』(小4,小6に読んだ本)

2021年05月02日 | 哲学・生き方の本
前回の小学生国語道場では、hanasaku55さんのブログで紹介されていたこちらの本を読みました。
 昔、女の子はズボンをはいてはいけませんでした。
女の子が着ることができたのは、窮屈なドレスだけ…。
けれども、メアリーという女の子は、そんなことはおかしいと思っていました。
そして、あるアイデアを考えつきます。

この絵本の中のメアリーという女の子は、1832年にアメリカで生まれたメアリー・エドワーズ・ウォーカーという実在の女性です。
彼女は最初にズボンをはいた女性の一人ですが、それは当時の常識から大きく外れたことでした。彼女は、女性にあるまじきことだと言われながら、医学部を卒業し、医師として働きました。医師を引退した後は、執筆と講演を通して、女性の選挙権と好きなものを着る権利を訴えました。

今、私たちは好きなものを自由に着ることができます。
しかし、学校の制服では、男子はズボン、女子はスカートと決められているところも少なくありません。こうした「常識」は、社会にはまだまだあるように思います。
性別にかかわらず、制服でズボンやスカートを選べる学校も増えてきました。新しい時代を生きる私たちは、社会で常識とされていることが本当に正しいのかどうか、改めて考えるべきではないでしょうか。
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『ぼくのニセモノをつくるには』(小4、小6に読んだ本)

2021年04月13日 | 哲学・生き方の本
小学生国語道場クラスでは、ヨシタケシンスケさんの本が大人気です。
そこで、先週はこちらの本を読みました。
 宿題など、やりたくないことにゲンナリしていた主人公の男の子は、ある日「ぼくのニセモノをつくって、そいつに全部やってもらおう!」と思いつきます。そして、ロボットを買って、ロボににせもの大作戦について説明するのですが…。

ロボットに自分のことを詳しく説明するためには、自分をよく知らなければなりません。男の子は、自分について色々と考えるようになります。


面白くて読みやすい絵本ですが、内容は大人が読んでも考えさせられるくらい深いです。
私は、物語の後半に登場する「おばあちゃんの言葉」が心に残りました。
笑えるオチもついていて、深くて楽しい1冊です。
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『あおくんときいろちゃん』(小1に読んだ本)

2021年03月30日 | 哲学・生き方の本
先週の小1国語クラスでは、本を2冊読みました。
1冊目はこちら。

 あおくんときいろちゃん。
あおくんの家族は、みんな青色。
きいろちゃんの家族は、みんな黄色。
ある日、あおくんのママは、あおくんにお留守番を頼みますが、あおくんはきいろちゃんと遊びたくなってしまいました。
あおくんは、きいろちゃんの家に行きますが、留守です。
あちこち探して、やっと街角できいろちゃんを見つけます。
あおくんときいろちゃんは、嬉しくてとうとうみどりになってしまうのですが…。

最後のページで子どもたちが遊んでいる場面には、あおくんときいろちゃん以外にも赤やオレンジ、色々な色が登場しています。
端の2色を指してお子さんが「この色は人の肌の色みたいだね」と言いました。
確かに!

絵本の古典であり、名作です。

小1国語クラスで読んだ2冊目の絵本は、次のブログでご紹介します。
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