読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『きずだらけのリンゴ』(小3に紹介した本)

2022年07月31日 | じ~んと感動本
7月第3週のオンライン小3国語クラスでは、物語文の読解問題になっていたこちらの本をご紹介しました。
 キツネから人間をだました話を聞き、自分も挑戦してみようと思ったタヌキのゲンタ。
初めは失敗もしましたが、うまく化かせるようになって、毎日人間をだまして遊ぶようになりました。

ある日、ゲンタは自分と同じくらいの年の女の子に出会いました。
ゲンタは、いつものようにその女の子に術をかけましたが…

人を疑うことを知らない女の子に出会い、ゲンタの気持ちが変わっていきます。しかし、仲良くなればなるほど、ゲンタは本当のことを女の子に伝えられなくなってしまい…

出会いによって、人の心は変わるのだということを感じます。
切ない素敵なお話です。
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『教室にウサギがやってきた』(小3に紹介した本)

2022年07月19日 | じ~んと感動本
ずいぶん更新が滞っているブログですが…7月にクラスで紹介したり読んだりした本は7月中にご紹介したい!
…というわけで、少しずつですが更新していきます!

まずは、7月第1週の小3オンライン授業でご紹介した本を2冊。
1冊目はこちらです。
 小学2年生の勉は、お母さんを事故で亡くし、お父さんと保育園児の弟と3人で暮らしています。弟の世話やお母さんを亡くした寂しさで、なかなか教室に足が向きません。
勉と同じクラスの愛は、赤ちゃんから8歳までアメリカで暮らしていました。日本の学校になじめず、混乱気味です。
そして、同じクラスには勉をいじめる五郎や裕太も。

そんな2年3組に、赤ちゃんウサギがやってきました。
担任の中津先生を中心に、32人の子どもたちと一緒に成長する赤ちゃんウサギ。ウサギと一緒に子どもたちの心も成長していきます。

このお話は、実際に2年生のクラスで赤ちゃんウサギを育てた、中井学級での出来事をもとに作られているそうです。獣医さんから絶対に育てられないと言われた赤ちゃんウサギは、みんなのやさしいつながりの中で生き抜きました。

命、個性、協力…色々なことについて考えさせられる感動の物語です。

2冊目の本は、次回のブログでご紹介します。
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『海のアトリエ』(小6に読んだ本)

2021年11月20日 | じ~んと感動本
小学生新聞の書評で気になっていたこちらの本。学生時代の友人からのすすめもあり、ぜひ読んでみたいと思っていたのですが、ようやく読むことができました!
先週の小学生国語道場クラスに持っていったら、生徒さんからも「読みたい」というリクエストが。(以前夢中になっていたノーベル賞図鑑も、やはりまだまだ読みたいようですが…。おそらく、近々また読みます。)
そこで、先週はこちらの本を読みました。
おばあちゃんと一緒に暮らしている小学生くらいの女の子。
おばあちゃんの部屋で、女の子の絵を見つけます。
「この子は、あたしよ」というおばあちゃん。
そこから、おばあちゃんが女の子だった頃の、画家の女性と一緒に暮らした1週間の思い出が語られます。

特に大きな出来事が起こるわけではないのですが、女の子を対等に扱ってくれる画家の女性との、暮らしのひとつひとつが愛おしい思い出になるような日々。
猫と遊んだり、本を読んだり、絵を描いたり…

最後の日のパーティーはとても楽しそう!パーティーは準備段階から楽しいのだということに、気づかされます。

そして、最後のおばあちゃんの言葉も心に残ります。

お話を聞きながら、生徒さんが「いいなぁ、私もやってみたい」と言っていたのが印象的でした。
手元に置いておいて、心がざわついたときには読み返したくなる絵本です。
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『ウェン王子とトラ』(小6、小4に読んだ本)

2021年04月09日 | じ~んと感動本
先週の小学生国語道場クラスでは、こちらの本を読みました。
 昔、深い森の奥に、トラのお母さんが住んでいました。
トラは、子どもたちを人間の猟師に殺され、その日から人間が憎くてたまらず、村の近くをうろつくようになります。
そして、ついに村を襲い、家を壊し、人や家畜を食い殺すようになりました。
トラの怒りは激しさを増します。

知らせを聞いた王様は兵を集め、占い師のラオラオばあさんに、トラ狩りがうまくいくかどうか尋ねます。
ラオラオばあさんの答えは、「トラの怒りをしずめるためには、ウェン王子様をトラに差し出すしかない」とのことでした。
王様とお后様は悲しみで胸が張り裂けそうでしたが、ウェン王子をトラに差し出すことにします。

森の中で眠っているウェン王子を見つけたトラは、飛びかかろうとしますが…。

お母さんトラの悲しみ、怒り、優しさ…。
そして、ウェン王子のたくましさと素直さ。

親子の愛情を感じ、色々な感情がこみ上げる物語です。

クラスの生徒さんたちも、熱心に聞いてくれました。
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『だめよ、デイビッド!』(小2に読んだ本)

2019年06月11日 | じ~んと感動本
先週の小2国語クラスでは、こちらの本を読みました。
 デイビッドは、元気いっぱいの男の子。
お風呂で大暴れしたり、裸のまま外に飛び出していったり、食べ物で遊んだり…。
その度にお母さんは、デイビッドを叱ります。

いや、これは叱らずにはいられないでしょう…(笑)。

でも、最後はお母さんのデイビッドに対する愛情が伝わってきます。

お母さんに叱られた後、お母さんから優しく声をかけられたデイビッドの表情がなんとも言えません。

お子さんはこの絵本がかなり気に入ったようで、リクエストに応じて、クラスでは2回読みました😁 
2回とも、笑いながら聞いてくれました。

男の子の子育て中のお母さんたちは、ちょっとウルッとしてしまうかも!?
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