読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『ころべばいいのに』(小3・小5に読んだ本)

2021年03月27日 | 気持ち・心・体の本
先週の小3国語クラスと小学生国語道場クラスでは、こちらの本を読みました。
 この女の子には、嫌いな人が何人かいます。
「みんな石につまずいて転べばいいのに」と思っていますが…

初めは相手の不幸を願ったり、傷ついた自分の心を癒したりすることを考えますが、そのうち、「嫌い」という感情について考え始めます。

お風呂に入ったらスッキリするから、自分の外側についているのではないか。
嫌いな人は、何かに操られているのではないか…。


自分のネガティブな気持ちの扱い方の、一つの方法を教えてくれる本です。
自分の生き方は自分で決められるというメッセージも、押しつけがましくなく伝えられていて、子供向けの本ですが中高生や大人も興味深く読める1冊だと思います。

お子さんたちも、楽しそうに聞いてくれました。
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『まゆとうりんこ』(小1に読んだ本)

2021年03月23日 | 気持ち・心・体の本
先週の小1国語クラスでは、こちらの本を読みました。
 以前、クラスで『まゆとりゅう』を読んだところ、気に入ってくれたようでしたので、同じシリーズのこの本を用意してみました。

山姥の娘まゆは、ある日林の中で小さなうりんこに出会いました。
その子は、どうやら迷子になってしまったようです。
そこで、まゆはうりんこのお母さんが見つかるまで、お母さん役を買って出るのですが…

ご飯を作ってあげたり、抱っこしてあげたり、
「まゆおかあちゃん」の奮闘ぶりが、かわいらしいです。
そして、かわいいだけではなく、たくましいまゆおかあちゃん!

でも、まだまだ甘えたい年頃のまゆ。
無事にうりんこのお母さんを見つけたら、自分の家に走って帰っていきます。

心が温かくなる1冊です。
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『おもいのたけ』

2020年12月17日 | 気持ち・心・体の本
先週の小3国語クラスでは、こちらの本を読みました。
 洞窟から奇妙な音が聞こえてきます。
タヌキは足を止めて、洞窟の中に入っていきました。
すると、奥の岩に小さなキノコたちが生えていました。
タヌキは、なんだかそのキノコたちが憎たらしいキツネの顔に見えてきて、思わず…

普段は心の中にしまっている言葉を聞いて、どんどん大きくなるキノコ。
皆の思いを浴び続けたキノコたちは、とうとう洞窟の天井一杯にまで膨れ上がりました。そして…!


心の中にしまっている気持ちがどんどん大きくなって、はじけてしまいそうになることがありますよね。
こんな気持ちはどこに吐き出せばいいのでしょうか。

皆、色々な気持ちを持つことがあって、それは悪いことではないということが感じられる絵本です。
気持ちはため込まずに、時々外に出した方がいいかもしれませんね。

オンドロロン、オンドロロンという、不気味なリズムが印象的な絵本です。
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『ながーい5ふん みじかい5ふん』(小1に読んだ本)

2020年11月18日 | 気持ち・心・体の本
先週の小1国語クラスで読んだ2冊目の本は、こちらです。
 
毎日過ごしていると、あっという間に過ぎる5分と、長ーく感じる5分がありますよね。
この絵本では、そのことをお子さんからの視点で分かりやすく描いています。
乗り物の列に並んでいる時の5分は長く感じるけれど、乗り物に乗っている時の5分はあっという間!
「じんせいって そういうものかも」という言葉が絵本に登場しますが、お子さんではなく、むしろ大人の方がドキッとするかも…?

主人公の男の子の気持ちが手に取るように分かる表情も、ぜひご覧ください。

こちらは、令和2年度の低学年向けの全国課題図書です。
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『なまえのないねこ』(小3に読んだ本)

2020年10月10日 | 気持ち・心・体の本
先週の小3国語クラスでは、こちらの本を読みました。
 主人公は猫。
この猫は名前がありません。
町の猫たちはみんな名前を持っているのに…。

本屋さんのげんた。
八百屋さんのチビ。
おそばやさんはつきみ…。

この本には、たくさんの猫たちが登場します。
そして、どの猫も今にも動き出しそうなほどのリアルさ!

主人公の猫にも幸あれと思わずにはいられません。

表紙をめくったところには、たくさんの猫たちが。
そして、最後のページをめくると…。
パン屋さんの猫を触ろうとしている子が物語の後半にも登場したり、色々な仕掛けがある絵本です。
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