読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『フランシスとたんじょうび』(小2に読んだ本)

2018年03月05日 | 気持ち・心・体の本
先週の小2国語クラスでは、以前お子さんからリクエストのあった、こちらの本を読みました。
フランシスとたんじょうび
ラッセル・ホーバン 作 リリアン・ホーバン 絵
まつおかきょうこ訳
好学社

この絵本は、『フランシスたんじょうび』ではなく『フランシスたんじょうび』であるところがポイント。

明日は、フランシスの妹のグローリアの誕生日です。
お母さんとグローリアは、パーティーの準備中。

フランシスは、掃除道具入れを入れる押し入れに入って、「おめでとう木曜日」の歌を、誰にも見えない「アリスちゃん」に歌ってあげます。
その後、フランシスは、ほうきの馬にまたがって、またアリスのために歌を歌います。
パーティー準備のお手伝いはしないフランシスですが、自分がグローリアへのプレゼントを準備できないことに泣き出します。
自分の気持ちが自分でもよくわからないフランシス…。

はたして、フランシスはグローリアのお誕生日を祝ってあげることができるのでしょうか。

お姉ちゃんの、妹に対するやきもちや意地悪したくなる気持ち、そして妹を大事に思う気持ちが、フランシスの行動を通してうまく表現されています。


私にも妹がいるので、妹に意地悪したくなる気持ち、わかります。
「妹は、どうも虫が好かない…」と思っているのですが、意地悪してしまう自分も嫌いなんですよね。
あ、ちなみに、お互いに話が通じるようになった中高生くらいからは、妹とはとても仲良しになりました

フランシスの発言が意味不明だったり、グローリアに対して意地悪だったりするので、「ちゃんと聞いてくれるかな…?」と少し心配だったのですが…、まったく問題ありませんでした!

むしろ、絵本の世界に入り込んで、身を乗り出して聞いてくれました
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