中学生国語クラスでは、月に1、2回本を紹介しています。
昨日は、こちらの本をご紹介しました。
以前、生徒さんが「この本、気になっているんですよ!!」とおっしゃっていたので、一足お先に読んでみました。
全日本音楽著作権連盟に勤める青年・橘は、上司の命令でミカサ音楽教室のクラスに一般の生徒として潜入調査をすることになります。
そして、その調査命令がきっかけで、ある事件のためにやめてしまったチェロを再び弾くことになるのですが……
少年時代にある事件に遭遇して以来、深海の悪夢に苛まれながら生きてきた橘。
人と人との信頼関係。
自分らしい生き方。
幸せってなんなのだろう。
言葉にしてしまうと陳腐になってしまいますが、そんなことを考えさせられて、泣きました。
クラスでは、
・本のあらすじ(ネタバレにならないように、そして、生徒さんたちが「読みたい!」と思ってもらえるくらいは詳しく(?))
・このお話を書くきっかけになったであろう2019年のニュース
・「ラブカ」という生き物について
お話ししました。
生徒さんは興味津々で聞いてくれて、みんなで思うところを話し非常に盛り上がりました!
次回、塾で紹介したいと思える本を教えてくれた生徒さんもいて(←とても気になっている本があるそうなのですが、まだ読んでいないようで)、嬉しかったです。
本は、読む前と読んだ後で、世界が変わって見えるのが魅力です。
塾での本の紹介を通して、生徒さんたちがたくさんの本に出合ってくだされば、本望です!
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