読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『この世でいちばんすばらしい馬』(小5・小6に読んだ本)

2016年04月08日 | 想像の翼を広げる本
今日の小学生国語クラスでは、こちらの本を読みました。
この世でいちばんすばらしい馬
チェン・ジャンホン 作・絵 平岡敦 訳
徳間書店

ハン・ガンは素晴らしい馬の絵を描く絵師でした。
しかも奇妙なことに、ハン・ガンの描く馬は、どれもひもでつながれていました。
ある日友達が、そのわけを尋ねると「ぼくの描く馬は、本物そっくりだろ。いつか命が宿って、絵から抜け出すかもしれないからね」とハン・ガンは言うのでした。

それからというもの、ハン・ガンの描く馬について、不思議なうわさが流れ始めました…。

ある日、ハン・ガンのもとを一人の武将が訪れました。
彼は、ハン・ガンに自分が乗るための馬を描いてほしいと頼むのですが…


この絵本は、絵が素晴らしい!
ハン・ガンは8世紀の中国に実在した画家で、絹地に墨と絵の具で絵を描いていました。
こちらの絵本でも、同じ技法が使われているそうです。

読み終わった後、お子さんたちが絵本に寄ってきて、「すごいな~!」と言いながら絵を眺めていました。
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"Finding Nemo"(小6に読んだ本)

2016年04月06日 | 英語の本
当塾の小学生のための英語クラスは「隔週小学生英語クラス」「英語道場クラス」の二つがあります。

「隔週英語クラス」を作ったきっかけは、他塾に通っていて英語が嫌いになってしまった小学生の保護者様から、「中学入学までに英語が好きになれるようなクラスを設けてもらいたい」というお話をいただいたこと。「英語を得意にさせたい!」と、お子様に英語を早くから習わせるご家庭が多いですが、宿題の量が多すぎたり先生との相性が悪かったりすると、むしろ逆効果になってしまうこともあるようです…。もちろん、うまくいくケースもたくさんあるのですが。
ですから、「隔週英語クラス」では、楽しく英語に親しむことを念頭に授業を行っています。
隔週ですから通塾負担も少なく、宿題もありません。

宿題もなくゆる~く学習しているこちらのクラスですが、このクラス出身で「英語が好き!」という感覚を持って中学に進まれたお子さんは、中学での英語も好成績なことが多いです。前向きに学習することが、よい成績につながっているのでしょうね!

一方、「英語道場クラス」は、文法学習をどんどん進め、洋書の多読で英語力を鍛えるクラスです。宿題はもちろん、小テストも毎回あります。
英語力をどんどん伸ばしたいお子さんのために作ったのがこちらのクラスです。
私ども夫婦は二人とも東京外国語大学出身なので(夫は東京工業大学も卒業しています)、大学での友人たちの勉強の仕方や自らの勉強を通して、語学を本当に身につけるには相当の努力が必要だということを身を持って知っています。「学校の定期テスト対策・入試対策にとどまらない英語力を伸ばしたい!」という思いで作ったのがこちらのクラスです。

どちらのクラスもおすすめです!(ちなみにうちの子たち(中3、小6)は英語道場クラスに通っています。上の子は、中2の4月から英語道場クラスに通い始めたのですが、今は高校範囲を学習しています。1年間で、通常スピードの2年分以上の学習を終えることができました。下の子は、1年半受講していますが、中2範囲までの学習がもうすぐ終わります。うちの子たちの他にも、2年分の学習を1年で終えたお子さんや、1年分の学習を4か月程度で終えたお子さんもいます!)
お子様の性格を踏まえて、クラスをお選びいただければと思います。

さてさて、前置きが長くなりましたが…
先週土曜日の隔週英語クラスでは、こちらの本を読みました。
Penguin Kids Disney: Level 1 Finding Nemo
クリエーター情報なし
Pearson Japan

こちらは映画でご存知の方も多いと思いますが、「ファインディング・ニモ」の絵本です。
ニモが初めて学校へ行く日のことが描かれています。(ニモを探す旅に出る前の平和なひと時ですね…)
英語もとても単純なので、お子さんと一緒に楽しく読むことができます。
クラスでは、本の最後についているアクティビティにも挑戦しました。

塾に置いてありますので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね!
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『あたらしいともだち』(小5・小6に読んだ本)

2016年04月05日 | 友達っていいなと思える本
当塾の小学生国語道場クラスは、4~6年生の異学年合同クラスです。
異学年合同にすることで、低学年のお子さんは高学年の知識を先取りでき、高学年のお子さんは今まで学習したことを随時復習できます。
私どもの塾には、異学年合同クラスがいくつかあるのですが、先取り学習を行う数学道場や英語道場などは異学年合同の良さを特に強く感じます。
先輩・後輩で仲良くなることも多く、お互いに切磋琢磨して頑張っています!

さて、先週金曜日の小学生国語道場クラスではこちらの本を読みました。
あたらしいともだち
トミー・ウンゲラー・作 若松宣子・訳
あすなろ書房

新しい街に引っ越してきた、ラフィ(9歳の男の子)。
近くに友達はいません。

ずっと一人ぼっちでさびしいラフィは、いいことを思いつきました。
「友達がいなければ、自分でつくちゃおう!」

作ることが大好きなラフィは、自分よりも大きいイヌとネコを作りました。

トントンという音を聞いて、お隣のキーが垣根から顔を出しました。
「何を作ってるの?」
「友達だよ」
「一緒に作っていい?あたし、縫物が得意なの。お友達に素敵な服をつくってあげる」

二人は協力して、次々に友達を作ります。

ラフィとキーは仲良しになりました。

そして、裏庭は二人がつくった友達ですぐにいっぱいになってしまいました。

二人は新しい友達を家の前に置くことにします。
近所の子どもたちも集まってきて、みんなで一緒に木馬をつくりました。

ある晩、玄関のチャイムがなりました。
保健所と消防署の人でした。
「ガラクタを片づけてください。火事になったら大変です。」

ところが、ラフィたちの作品は、その後意外なところへ行くことに…!?


ラフィはアフリカ系、キーは中国系の子どもです。
子ども向けの絵本ですが、この作品には、頭がかたい大人たちへの批判や、作品を作り出す喜びなどが描かれています。

読み終わったときに、お子さんが「これが本当の友情だね」と言ったのが印象的でした!

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『いたちのイジワリッチ・イタッチ』(小3に読んだ本)

2016年04月04日 | 友達っていいなと思える本
先週金曜日の小3国語クラスには、絵本を2冊用意していきました。
「どっちがいい?」と聞くと、「両方読みたい!」とのお返事。
そこで、今日は1冊読んで、次回、もう片方を読むことにしました。

今日読んだのは、こちら。
いたちのイジワリッチ・イタッチ
ハンナ・ショー 作・絵 古橋香子 訳
岩崎書店

イジワリッチ・イタッチは、いじわるイタチです。
みんなを困らせるのが大好きで、悪だくみや詐欺やたかりにせっせと励んで、大金持ちの社長になりました。

ある日、イジワリッチ・イタッチはパーティを開くことにしました。
思いつく限り、たくさんの知り合いに招待状を書きました。

パーティの日がやってきました。
イジワリッチ・イタッチはみんなの到着を待ちました…が、だれも来ません。

「おれさまのパーティに来たくないなんてことがあるものか。ようし、こっちから行って訳をきいてやる」

イジワリッチ・イタッチは知り合いの家を訪ねて行きますが…


みんなに愛される人になるには、どうすればいいか、とーーーってもわかりやすく描いている絵本です。
いくらお金があっても、性格が悪い人には人は寄り付きませんよね…。

イジワリッチ・イタッチがどのように変身するのかは、ぜひ読んで確かめてみてください♪
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『まくらのせんにん そこのあなたの巻』(小1に読んだ本)

2016年04月03日 | 何度も読んでいる本
先週金曜日の小1クラスで読んだ絵本、3冊目は大好きなこちら!
まくらのせんにん そこのあなたの巻
かがくいひろし
佼成出版社

まくらのせんにんが、おとものしきさん、かけさん(ふとんです…)と散歩をしていると、地面の穴に鼻がはまってしまったゾウさんを発見!
その隣には、穴から首が抜けなくなってしまったきりんさんが!
その隣には、穴から耳が抜けなくなってしまったうさぎさんが!
その隣には、穴から頭が抜けなくなってしまったたこさんが!

穴をじーーーっと見つめるまくらのせんにん…。

すると、…ああっ、まくらのせんにんさままで!!

まくらのせんにんたちを救えるのは「そこのあなた」しかいません!!!
「そこのあなた」って…、私!?

読みながら、読者もお話の中に入ってしまうという、画期的かつ面白すぎる絵本。

低学年のお子さんに読むと、すごくいい笑顔を見せてくれるので、思わずいつも読んでしまいます(^^)
今回も、お子さんと一緒に楽しませてもらいました♪
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