読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『進化の道しるべ シーラカンスと肺魚』(『心にのこる5年生の読みもの』より)(小5に読んだ本)

2018年07月06日 | 自然・宇宙・生き物・食べ物の本
先週の小学生国語道場クラスでは、『大造じいさんとがん』の椋鳩十さんが監修された『心にのこる5年生の読みもの』より、『進化の道しるべ シーラカンスと肺魚』を読みました。
心にのこる5年生の読みもの
クリエーター情報なし
学校図書

お話は、1939年にシーラカンスが発見されたところから始まります。
シーラカンスは、ソウキ類のなかまで、今から3億年あまり前に栄え始めて、6千万年前にはすっかり滅びてしまったと思われていた魚のなかまです。
そして、シーラカンスは、魚からだんだん陸上の動物が発達して、人間が生まれてくる長い道の途中に立っている、一つの道しるべのような生き物なのです。

この話では、3億年ぐらい前に、地球にはどんな生物がいて、どのような進化をたどっていったのかが述べられています。
私たちの肺のようなうきぶくろで呼吸する魚、「肺魚」も登場します。
生物の進化の秘密の一端を、知ることができます。

こちらの本は塾に置いてありますので、気になる塾生さんは読んでみてくださいね
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『トチノキ村の雑貨屋さん』(小3に読んだ本)

2018年07月06日 | 想像の翼を広げる本
塾では、様々な読解問題に取り組みます。
ただ、読解問題で取り上げられるのは、文章の一部であることがほとんどです。
お話の続きが気になる、魅力的な文章に出合うこともしばしば。
お子さんが「お話を全部読みたい!」とリクエストしてくれた時には、近隣の図書館でその本を探して、塾の読み聞かせタイムや寺子屋で読めるよう準備しています。

先日も、「お話の続きが読みたい!」という嬉しいリクエストが
そこで、先週の小3国語クラスでは、塾テキストの読解問題に登場したこちらのお話を読みました。
トチノキ村の雑貨屋さん
クリエーター情報なし
あすなろ書房

お話の舞台は、トチノキ山のトチノキ村の雑貨屋さん、マルハナ商店です。
お店をきりもりしているのは、花田サクラさんというおばあさん。

木の葉がめぶきはじめて、野山が眠っているような、あわい緑に包まれていたある日。

サクラさんが、ほんのちょっと店をあけてもどってみると、店番用の椅子の上に、トチノキの葉っぱで作ったうちわが置いてあります。

サクラさんは、不思議に思いながら、うちわを椅子の後ろの壁にぶらさげました。

次の日、サクラさんの店にやってきたのは、見知らぬ娘…。



この本は、6つの章に分かれています。
先週は、「トチノキ山のロウソク」という最初の章を読みました。
ここだけで、お話が完結しているかのようですが、トチノキの葉っぱで作ったうちわを置いていったのは、誰なのか、まだわかりません。
最後まで読むと分かるので、お楽しみに

不思議なお話で、自然の動物や植物、河童や天狗など、子どもの時には身近にあった「何か」が生き生きと描かれています。
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"Go Away, Floppy"(小6に読んだ本)

2018年07月03日 | 英語の本
先週の小学生英検5級クラスは、小5生が学校行事でお休みだったため、小6生だけでした。
授業後は、小6生が修学旅行でお休みしていた時の授業で読んだ絵本を、改めて読みました。

ちなみに、小6生がお休みしていたときの読み聞かせの様子はこちら

合計5冊読んだのですが、こちらはその中の1冊。
学習中の「現在進行形」が登場します。
Oxford Reading Tree: Stage 1+: First Sentences: Go Away, Floppy
クリエーター情報なし
Oxford University Press

みんなに遊んでほしい、犬のFloppy。
でも、みんな忙しくて…。

絵本には、
「縄跳びをしているところ」
「ペンキを塗っているところ」など、現在進行形を使った表現が出てきます。

語数も少なく、物語の展開も分かりやすいので、英語学習を始めたばかりのお子さんにもおすすめの1冊です
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塾生さんにご連絡・7/7(土)の寺子屋残席状況(7/1現在)

2018年07月01日 | 矢野学習教室通信・ミニ
7/7(土)午後3時~5時の寺子屋は、残席3名です。
ご利用希望の方は、メールなどで事前にご予約の上、ご利用ください。
どうぞ宜しくお願いいたします。

外部の方へ《寺子屋とは?》
当塾では、塾生対象に月に数回無料教室(寺子屋教室)を開いています。
寺子屋が、ただの自習室と異なる点は以下の通りです。

・常時教師がいて、質問に答えます。
・受講科目以外の質問にも答えます。
・受講科目についてはプリント教材での学習もできます。
・講師の目が全員に行き届くよう、定員制かつ完全予約制です。

矢野学習教室は、やる気のある生徒さんを全力で応援します!

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『まほうのナシの木』(『10分で読める名作 五年生』より)(小5に読んだ本)

2018年07月01日 | 童話・昔話・名作
今日は日曜日ですが、寺子屋でした。
高校生の定期テスト前なので、卒業生も何人かいらっしゃって、ほとんど満席でした!

7/7(土)の午後3時~5時にも寺子屋を開きますので、ご予約の上、ご利用ください

さて、先々週の小学生国語道場クラスで読んだ本のご紹介です。
こちらの本から、『まほうのナシの木』というお話を読みました。
 
こちらは『聊斎志異』という、中国のお話を集めた古い本に出てくる物語です。

昔々、中国のある町の道端で、ナシ売りがナシを売っていました。

そこへ、一人のおじいさんが通りかかりました。
肩に鍬を担いで、その先に包みを一つぶら下げていました。
おじいさんの顔はしわくちゃで、着物はぼろぼろです。

おじいさんは、ナシ売りの車の前に立ち止まって、丁寧にお辞儀をして言いました。
「私は、のどがかわいてなりません。どうかそのナシをたった一つだけ、めぐんでくださいませんか。」
でも、ナシ売りは
「冗談ではないよ。このナシは、ただでできたナシではない。たった一つだって、ただではやれないよ。」と、相手にしません。

おじいさんとナシ売りは、どちらも後に引きません。

それを見かねた見物人が、
「それほどお金が欲しいなら、これでこのじいさんに、ナシを一つ売ってくれ。」とナシ売りにお金を渡しました。
ナシ売りは、一番小さいナシをおじいさんに渡すのですが…

ここからの展開が物凄い!
まるでイリュージョンを見ているかのよう!

結末にはびっくりです!
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