安田農園の嫁日誌

大阪近郊農業者の日常と直売所のお客様とのふれあいをお伝えします。
2015年に園長が他界して、嫁一人でがんばってます。

嫁 田んぼを買う①

2019-11-21 | 新・安田農園

今日、11月22日は亡くなった園長こと主人の誕生日!

生きていれば、61歳になるはずでした。

昨年の今頃は、私は「これから先をどうしたらいいのか?」悩んでおり、悶々とした日々を送っていました。

今年の3月に突然やる気スイッチがはいり、

主人が懸命に作った野々宮の畑の土を生かすために、田を買って土を動かそう!と思いたち、

春から動き出しました。

まずは、「田んぼはどうやって買うねん?」から

農地はいろいろな制約があるので、普通の不動産のようには売買できません。

誰に聞いたらいいの?

市役所の農業委員会に行きましたが、民民のことなので、関知しませんとのこと・・・

主人の友人であった人を頼りにして、実行組合長さんのルートより、何件かの田を教えてもらいましたが、

畑の土を動かすということで、ダンプが入る場所という、条件をクリアするところが一つしかなく。

そちらで話を進めることに、

すると売主さんが言われるには、近くに農機具小屋もあるので、そちらも譲ってもいいという話で

即、金融機関に走り融資してもらえることに…

60歳を目前に大台のお金を借りるという、老後を考えない行動!

今まで直売所として使っていた農小屋の代わりになるものを用意しないといけなかったので、

既に建っている小屋はありがたいものでした。

塗装しなおし、電動シャッターをつけて、近頃やっと上・下水道が設置できました。

市役所の窓口でねばって、住所をとることもできました。

なんとか一人でやってきました。途中、事が進まず自分が帯状疱疹にもなりましたが、

野々宮の畑も壊れたハウスは土の移動のために撤去されました。

 

 以外と広いものですね!

そして昨日やっと、田を畑にする許可がおりました。これも勝手にできなくて、あちこちにハンコをもらいに行ったり、

様々な書類が必要でした。

 

まだ、片付けでいかないといけない問題はたくさんありますが、がんばります。

園長のお誕生日プレゼント! デカい上に、重いし,包めませんわ❣

コメント
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