みなさん、こんにちは。
頸静脈拍動の観察では、右胸鎖乳突筋を弛緩させましょう。
患者の頭部をやや右およびやや下に向けるとよいですね。
検者は患者の右側に立ち、ペンライトを持った右手を患者の胸骨上におき、患者の頸部右側に対して接線方向に光をあてると、患者の後ろのシーツに拍動で動く影ができます。
心尖拍動を同時に触診することで、心周期のタイミングを知ることができ、収縮期のx谷による下降を捉えることができます。
座位ですでに頸静脈拍動の頂上が下顎の高さに見える場合は、静脈圧は上昇しており、そのまま座位の状態で、下顎角の波形を観察します。
頸静脈拍動により座位で右耳朶が拍動しているときは、重度の三尖弁閉鎖不全症による巨大v波を示唆します。
写真 HMS ICRT修了式 (OISTにて)
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