燃えるフィジカルアセスメント

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感染症によるけいれん

2017-11-05 | 勉強会
 
髄膜炎・脳炎:頭痛、発熱、悪寒、髄膜刺激症状、意識障害などで痙攣をみる場合、まず考えましょう。
 
 
ときに痙攣以外の症状が初期には明らかでない場合があるので要注意。
 
 
髄膜炎患者で痙攣を認める場合その多くは細菌性です。
 
 
ただし、脳炎の原因としてはウイルス性(ヘルペスウイルスなど)が多いです。
 
 
 
 
脳膿瘍・硬膜下膿瘍:頭痛、発熱、悪寒などを有する患者で局所性痙攣をみる場合、考えましょう。
 
 
脳外科術後や耳鼻科疾患、全身性疾患(気管支拡張症など)を有する患者にみられることがあります。
 



HIV感染症:HIVそのものによる脳障害(脳症)や日和見感染によるもの(トキソプラズマ、中枢神経系リンパ腫、クリプトコッカス髄膜炎など)があります。
 



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