みなさん、こんにちは。
動悸とは心拍動の自覚です。
今回は、動悸の原因、初期対応、問診のポイントをみてみましょう。
原因は、心臓性(不整脈または器質心疾患によるもの)、非心臓性(運動、panic disorderなどの精神科的疾患、貧血、甲状腺機能亢進症、発熱などに伴うもの)などなどがあります。
来院時、動悸が続いている場合にはまず血圧や意識状態が保たれているかチェックしつつ心電図をとり、不整脈などの心疾患の有無を検討します。
動悸があったが、来院時すでに改善している場合には、動悸のパターンについて詳しく問診を行います。
起こり始めと収まり方(突然か徐々にか)、持続時間(一瞬か、繰り返すのか、あるいは持続的か)、誘因(精神的なイベント、人混みの中(広場恐怖症agoraphobia)、労作時)、随伴症状(失神や呼吸困難)などについて問診しましょう。
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