昨日より今日を!今日より明日を! 夢と希望がある限り命輝かせて生きていこう!

「夢を描こう!」「 夢を語ろう!」 「夢を形にしよう!」 楽しもう76歳を!

本物の大人になろう!

2011-12-20 19:34:54 | 本・読書・音楽
「大人の流儀」

この言葉が気に入ってる!

今年の春に作家の伊集院静さんが書かれた本の題名の
「大人の流儀」に引かれて買って読んで以来すっかり
お気に入り言葉になった

これまで二度もこのブログに取り上げてきたが、流儀
という普段あまりなじみのない言葉、使うとすれば
「・・・流」と称される伝統的な「道」「芸」などの流派で
使われる程度の理解しかないが正しいのかどうか

それとこれとは違うのかもしれないが、いずれにしても
個人に置き換えて「大人の流儀」としているところが
興味深くて前著を読んだので、数日前に書店に並んだ
「続・大人の流儀」は中身も見ないまま買って目を通した


世の中の酸いも甘いもわきまえた自立した大人になる
には様ざまな経験を通して勇気や覚悟と出会うことで
「自分の流儀」を身につけていくことかなあと感じた

「俺の流儀」と言い切れるものがどれだけあるやら?

前著は「春」「夏」「秋」「冬」の四季に分け、新著
の続は「風」「花」「雪」「月」に分けてエッセイ風
に書かれているが

その中でひとつだけ、自分が気をつけなければならと
肝に銘じたことは

 「大人が口にすべきではない言葉がある」

辛抱の利かない、口が軽い自分への戒めの言葉だ


 他人が困っているときに

 優しくできるか。

 幸福のすぐ隣に

 哀しみがあると知れ。

 大人になるとは、そういうことだ。


仙台に住む伊集院さんがあの震災を自宅で体験しその
瞬間から数日間をリアルタイムに記録されている

著書の多くの部分で震災につながるような話があるの
も悲惨な現場を見続けてきたからだろうと思う

「本物の大人になろう!」

”手遅れ!” どこかから聞こえてきたような・・・
いや、いくつになっても、遅くはない!