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セミナーに参加。

2012-02-16 20:15:29 | チャレンジ
昨日に引き続いて朝からセミナーに参加してきた
午前中の10時からは女子マラソンでメダリストの
有森裕子さんの講演があった

 「トップアスリートの生き方」
     自分への挑戦

有森さんについてはあまりに有名で説明をすることも
ないが、バルセロナ、アトランタの両オリンピックの
女子マラソンで銀、銅メダルを獲得したことで知られ
ているアスリート

オリンピックでゴール後
”自分をほめてやりたい!”
という名言を残した有森さんに日頃から好感を持って
いたのでどんな話になるやら大変興味を持って聞いた

そこまで上りつめた道のりを生い立ちから率直に熱く
語ってくれたが、聞けば聞くほど、よくぞメダリストに
なったものだと驚くことばかりだった

生まれつきの股関節の脱臼とO型に湾曲した足で運動
が苦手であったこと、中学はバスケ、高校、大学で陸上
競技部にいながら全国大会にはまったく無縁で実績が
なかったこと

それでも、陸上で人を元気にしたい!ので体育教師に
なりたいという夢を持ち続けてリクルート小出監督の
門をたたき小出さんの後押しでやっと入社

そこから小出監督の有森さんの強み(よさ)を生かし
有森さんは入社を許されたことを走ることで恩返しす
る!という強い気持ちを持って、常に本気、必死で
頑張り続け、世界的なアスリートへと成長していった
ことを語ってくれた

中学校運動会の800mで3年間を一位になっただけ
その有森さんが高校、大学と陸上部に入れたのも先生
との出会い、しかし、その出会い、入部も陸上競技に
対して常に全力で手抜きをせず頑張る姿勢が認められ
たもので記録だけではとても無理であったという

”どうなるかわからないことに、わくわく感を持って
エネルギーを発揮していくこと”が大事という

自分が選んだもの(頑張れるもの)
を諦めないで続けて(全力で手抜きをしない)
形(明確な結果)にすること
で自信にしていくこと

身体的にハンディを持ち
なにも実績のなかった有森さんが
世界的なランナーになったのは

辛抱せよ
あきらめるな
相手が落ちてくるから頑張れ

高校の先生からもらった言葉と

負(不足、弱点)の部分を指摘しないで
持っているものを最大限に生かして
指導する小出監督に恵まれたこと

それも有森さんの一つのこと(陸上競技)にかける
生き方が指導者の力を引き出したのかもしれない
そんなふうにも思えた

有森さんのマラソンのデビューは1990年の
大阪国際女子マラソン(初参加最高記録)
翌年1991年の同じ大会で日本記録樹立

大阪は私にとって特別の思いがあり原点だと語っていた。

午後の開始まで90分あったので会場の外に出て
昼食、そして、堂島川にそってウォーキング
川岸はかって各藩の蔵屋敷が立ち並んでいたところ

(会場・大阪国際会議場-右)

久しぶりに福沢諭吉の誕生地を訪ねてみた
何度も来たことがあるが周辺が整備されて
いまは朝日放送のビルの隣にある

(福沢諭吉の誕生地)

(有名なことば)

(豊前国 中津藩蔵屋舗之跡)

冷たい風の中を時間いっぱい歩いて午後の部へ

午後からは行動科学の石田淳さんのセミナー
随所で課題が与えられ隣の人と答え合わせ作業があり
退屈せずに楽しく参加することができた

自分の相手になってくれたのは79年生まれの男性
多分、どこかの会社の中間管理職とみた

限られた時間で答えを書き込んでいく
お互いの書きこんだ用紙を交換して内容を説明し合う
自分も似たことをやるが緊張感があってよかった

久しぶりに二日間も勉強の機会を持てて頭もフル回転
現役の人達、しかも求めて参加してきた人達に囲まれ
やる気の熱い会場でノートをとるのも楽しかった

いくつになっても自己磨きは大切
こいつを忘れたら自分が崩れていく
正直なところそんな危機感もある

有森さんのフルマラソンを走っている人?という質問
に手をあげた人が10人くらいはいた
ランニング?これは大勢いた

ランニングで苦しくなったら有森さんのことばを思い
出して走ろう!

辛抱せよ、あきらめるな!

そうそう、午後の講師、石田さんは、4月の世界で最
も過酷なマラソンといわれる灼熱のサハラ砂漠230
Kmを7日間で走る「サハラマラソン」に出るそうだ

有森さん、石田さん、自分との闘いに挑む人達は世界
を舞台に可能性を追っている
ただ、凄い人達もみな最初の一歩からだ。