一昨日の夜。
色々考え事をしていたら、ふと夜の写真が撮りたくなった。それも街の喧騒ではなく、何か違うもの。夜景は夜景でも華やかじゃない、自分の今の心境に合ったようなもの。
仕事を切り上げて七ヶ浜へ向かった。闇の中に東北電力の発電所が煌煌と光り、重く低い雲がその光に照らされているような写真が撮りたかった。雲がおどろおどろしく写ってくれればそれ以上言う事はない。
夜10時過ぎ、覗きの痴漢と間違われやしないかと少しドキドキしながら三脚を拡げカメラをセットしてシャッターを押した。
絞りはF8、ISO400、シャッタースピードは10秒から5秒刻みに30秒くらいまで。合計で11枚シャッターを切ったところで5月の後半から詰めっぱなしになっていたフィルムが終わりになった。予備は無い。
食事をして家に帰り現像。
思いっきりかけ離れているわけではないのだけど、なかなか思ったとおりの写真にならない。未熟さが漂う中途半端な出来上がり。(「じゃあ、載せるなよ!」というのは都合よくあっちにうっちゃって(笑))
近いうちにリベンジだな…
冬の透き通った空気も良いけど、梅雨のどんより重い空気感が出せるようになりたい。
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