昨日の記事におさかさんからコメントを頂きました。
おさかさんは僕の言いたかったことを噛み砕いてわかりやすく読んで書いて下さいました。
福島県民への意味なきいじめや嫌がらせについて
放射能に対してろくな知識もなく(これは僕も一緒ですが)、調べることもなく単なる印象だけで「放射能がうつる」などという、怪獣のビームのような扱いをして勝手に怖がっている親が、家などで何かを言っていない限り子供たちがそうなる訳がないんです。
まともな大人が働いているはずの会社で「福島ナンバーで食品を運ばないでくれ」と取引先からいわれ、東京や埼玉・神奈川などでレンタカーを借りて配送をしている会社があります。
「東北の復興のために全国からの応援をありがとうございます」などなど、感動的な横断幕を掲げ、選手のプレーや発言に感動の涙を流しながら「ありがとう」と言っているファンたちが集う宮城クリネックススタジアム(Kスタ)で福島ナンバーの車に傷を付けたり、「宮城県へ入ってくるな」などと怒鳴ったりするような悲しい大人が少なからずいるんです。
すべて、大人の仕業。
そしてその大人たちは自分のコピーでもあるような、いやもしかしたらもっと偏見と無知にまみれた馬鹿な自分をもっとパワーアップしたような子供を作り出しているんです。
よく、「教育のせいで何チャラかんちゃら…」とか言う人もいますが、こんな親に育てられた子供がまともに育つはずがありません。学校の先生(がみんな万能だまたは優れた人種であるとはこれっぽちも思っていません)が、一生懸命まともなことを教えようとしてもすべて家庭で打ち消してしまうのですから、同じ先生に教えられても、またその先生がすごい人格者であっても子供たちが真っすぐ育つとは言い切れません。
まずは、僕たち大人がもう少しまともな大人にならなくてはいけません。
世の中にはまともな大人も多数おられます。
僕も少しでもそういう人に近づけるようになろう。
浜岡原発のデータ改ざんについてなぜ今頃出てくるのか。
記事には「実はあの原発は地震がきたら持たなかった。だから自分は設計者として会社を辞めることで告発したかった。だけど私の退職くらいでは何の警告にもならず、浜岡原発は出来上がってしまったのです。」と涙を浮かべて語ったと書いてあります。
会社の名前も個人の名前も出してるのには敬意を表しますが、隠蔽工作が行われたのは38年前のことです。また、当時30代に差し掛かったばかりの社員が一人やめたくらいで、莫大な予算で動き会社ぐるみで情報を操作しようとしてもやっちゃおうとしているプロジェクトが止まるはずもありません。
これがハリウッド映画なら
国と会社を相手に国民の安全を守るために告発を決意した若き技術者が、骨のある記者に出会い事実を明るみに!
これを良しとしない原発推進グループ(親玉は当然利権目当ての政治家)が証人を抹殺しようとあらゆる手を使って攻撃。
昔、記者と因縁のある司法関係の人間が裁判によって国民を守ろうとその日まで証人を匿うためにスタローンやらシュワちゃんやらをボディガードにしてめちゃくちゃ派手なドンパチの末ハッピーエンド。
または、記者が逃し屋を連れてきてめちゃくちゃ派手な以下同文
または、その若き技術者が研究の末にタイムマシンを完成させて、時間をさかのぼって1972年に戻りめちゃくちゃ以下同文
となるのだろうけど、現実は…
もしかしたら日本でも、(再就職できなかったり程度のことは当然として)命の危険がつきまとったのかもしれませんが。そして 僕にはその人を責める権利もありませんが、会社を辞めた後の告発は? と聞きたくなってしまいます。メディアもいいタイミングで良い情報提供者を出してくるもんです。
ここまで含めて官民一体となった情報操作で我々はいったい何を信じれば良いのでしょうか?
僕の脳みそではたいしたことは調べられないし、調べたところで理解も出来ないんだけど、
その気になって調べることをやめてしまったら、インターネットも国のフィルターがかかる中国や、インターネットすらままならないその隣の国や、同じようなその他の国と大して違わないんではないでしょうか。
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